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2019.10.17 
シロイチモジヨトウ、カメムシに注意を 病害虫発生予報第8号 農水省一覧へ

農林水産省は10月16日、向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)を発表した。

 野菜類では、シロイチモジヨトウの発生が、東海、近畿および四国の一部の地域で多くなる予想。いちごのハダニ類など地域によっては多くなると予想される病害虫もある。

 果樹では、果樹カメムシ類の発生が、四国と南九州の一部の地域で多くなると予想される。また、ツマジロクサヨトウは7月3日に鹿児島県で初めて確認されてから10月9日現在、19府県で確認された。

【野菜・花き】
 いちごでハダニ類の発生が、中国および北九州の一部の地域で多くなると予想され、山口県と大分県は注意報を発表した。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期の防除が必要。また、ハダニ類は薬剤抵抗性を獲得しやすいため、都道府県が発表する発生予察情報を参考に薬剤を選定するなど防除を的確に実施する必要がある。
 また、野菜・花きに共通でシロイチモジヨトウの発生が、東海、近畿および四国の一部の地域で多くなる予想。幼虫の生育が進むと薬剤の効果が低下する場合があるため、ほ場の観察をきめ細かく行い、都道府県が発表する発生予察情報を参考に適期に防除を実施する。

【果樹】
 果樹カメムシ類の発生が、四国と南九州の一部の地域で多くなると予想。岐阜県と鹿児島県は注意報を発表した。
 果樹カメムシ類は、餌を求めて園地に移動し、かんきつ、かき等の果実を加害する。飛来状況は地域や園地により異なるため、都道府県が発表する発生予察情報等を参考にしながら園内を注意深く観察し、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施する。

 都道府県が発表した警報は9月11日以降、同24日までに水稲のトビイロウンカが大分県、山口県、長崎県、岡山県の4県で相次いで発表された。また、注意報は10月3日までに果樹カメムシ類は岐阜県、鹿児島県が発表。トビイロウンカは京都府、鳥取県、奈良県、徳島県、和歌山県の5県などとなっている。
 さらに特殊報では、ツマジロクサヨトウの発生が9月11日以降新たに、広島県、徳島県、大阪府、兵庫県、沖縄県で発表された。ツマジロクサヨトウの防除は、早期発見が重要で、農水省は、疑わしい虫を見つけたら、都道府県病害虫防除所または植物防疫所まで連絡をすることと呼びかけている。

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