新規有効成分を含む大豆用殺菌剤「エクスカリア マックス」の農薬登録を取得 住友化学2022年5月24日
住友化学株式会社は、新規有効成分「インディフリン」を含む大豆用殺菌剤「エクスカリア マックス」の農薬登録をブラジルで取得した。
「エクスカリア マックス」は、住友化学が独自に発明した新規有効成分「インディフリン」を含む殺菌剤で、大豆の最重要病害であるさび病のほか、褐色輪紋病に対して優れた効力を示す。現在、ブラジルを含む南米地域は農薬市場の約30%を占めており、今後も世界最大の市場として安定的な拡大が見込まれている。住友化学は、南米のグローバルフットプリント(自社事業拠点)整備の一環として、2020年4月にオーストラリアの大手農薬会社ニューファーム社から南米の子会社4社を買収して販売と製造拠点を獲得した。その上で、住友化学が保有する圃場を併設したブラジルの研究拠点開発と合わせて、開発から製造、販売まで一貫した事業体制を強化してきた。
「インディフリン」はブラジルでの農薬登録制度の下、防除が極めて重要な病害虫に有効な製品を優先的に審査する仕組み(プライオリティ・リスト)の適用を経て、登録認可に至った。同社は「インディフリン」を含む殺菌剤について、2020年に日本国内、2021年に米国、カナダ、パラグアイで販売を開始したほか、アルゼンチンやEUでも農薬登録を申請しており、様々な国や地域の当局で審査が進められている。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日
-
農業高校生研修を開催 秋田北鷹高等学校、増田高等学校の生徒が参加 JA全農あきた2025年7月8日