日本農薬の連結子会社Nichino Europe 英Interagro社の株式を取得2023年4月4日
日本農薬の連結子会社Nichino Europe Co., Ltd(NEU社)は4月3日付で、Interagro(UK) Limited (Interagro社)の全発行株式を取得した。
同社は株式取得により、ライフサイエンス分野のリーディングカンパニーの実現に向け、化学合成農薬以外の事業ポートフォリオ拡充を図る。
特に化学合成農薬の規制強化が進む欧州では、生物農薬や作物保護資材への事業展開が喫緊の課題となっており、Interagro社の品目や開発、マーケティング、販売ノウハウを取り込むことで同社グループの欧州事業をさらに強化する。
欧州では農薬とアジュバントの混用散布が一般的であることから、同社農薬製品の普及拡販と技術基盤の更なる強化につながると期待される。また、Interagro社のアジュバントに関する技術や知見を取り入れることで、同社グループの事業領域を拡大する。
アジュバントは、農薬成分が持つ潜在的な性能を最大限に引き出し、低薬量でもより安定した効果が得られる。今後、需要が高まっていくと考えられることから、日本農薬はアジュバント事業の普及拡販による環境負荷の低減をめざす。また、な長著しいバイオスティミュラント市場へ参入することで、作物保護資材の開発・普及・販売活動を加速させ、農産物の品質向上と安定的な生産につなげる。
なお、今回の株式取得による連結業績への影響は軽微としている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日