つなぐファーム 千葉県内2か所で農業用ドローンによる農薬散布業務を実施2024年12月17日
千葉エコ・エネルギーのグループ会社で、営農型太陽光発電やスマート農業など持続可能な農業を実践する株式会社つなぐファーム(千葉県千葉市)は、8〜9月にかけて千葉県内の農地で、農業用ドローンによる農薬散布業務を実施した。
農業用ドローンによる農薬散布の様子
今回の農薬散布は、千葉県内2か所の他農業経営体のサツマイモと飼料用とうもろこし農地で農業用ドローンによる農薬散布を実施した。サツマイモ畑の農薬散布は、8月に千葉市緑区の他農業経営体のサツマイモ畑(約1ha)で実施。また、飼料用とうもろこし畑の農薬散布は、9月にいすみ市の他農業経営体の飼料用とうもろこし畑(約11.7ha)で、いずれも、同社ドローンパイロットによる農薬散布を受託、作業を実施した。
つなぐファームでは今後、営農型太陽光発電を軸とし、農業用ドローンをはじめとするロボット、AI、IoT等の先端技術やデータを活用したスマート農業を取り入れ、実証実験を続ける。また、将来的には農業分野における他産業パイロットによる運航支援や遠隔制御によるドローン活用の実現を目指している。
つなぐファームは、千葉大学発のベンチャー企業である千葉エコ・エネルギーからスピンオフする形で創業し、2018年2月から千葉市緑区大木戸町で、再生可能エネルギーと食料を同時に生み出す営農型太陽光発電を取り入れた持続可能な農業を実践している。
つなぐファームの農業用ドローンによる農薬散布受託の基本料金は1500~4000円/1反(農薬費用別)。
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