甲子園では地元の食材を使って、おいしさや栄養価などを競う。選考基準は文部科学省の学校給食摂取基準をクリアしていること、地場産物の特色を活かし、子どもが喜ぶ献立であることなどだった。
　2054校の応募の中から優勝したのは、上州豚のアップルジンジャーソースかけなどを調理したみなかみ町月夜野学校給食センター（群馬県）。同センター栄養教諭の本間ナヲミさんは優勝した調理について「こどもたちにいい給食を出したいと思って作りました」と話した。
　審査を行った田中延子審査副委員長は、「優勝、準優勝の学校・施設は、味も良く、バランスも良く、見た目も良く、大変優れたメニューであった」とし、これからもさらに良いメニューが作られることを期待したいとエールを送った。
　ホームページで決勝大会の模様をレポートなどで確認することができる。
　今回受賞した学校・施設については以下の通り。
【優勝】
▽みなかみ町月夜野学校給食センター（群馬県）
【準優勝】
▽上小阿仁村学校給食調理場（秋田県）
【女子栄養大学特別賞】
▽足立区立第十一中学校（東京都）
【特定非営利活動法人21世紀構想研究会特別賞】
▽江津市立桜江学校給食センター（島根県）
【こども審査員特別賞】
▽金沢市学校給食扇台共同調理場（石川県）
【優秀賞】
▽菜友賞　西尾市立西尾中学校（愛知県）
▽タニコー賞　枕崎市立学校給食センター（鹿児島県）
▽藤江賞　金沢市学校給食扇台共同調理場（石川県）
【牛乳・乳製品部門賞】

▽上小阿仁村学校給食調理場 細田智子（秋田県）
▽西尾市立平坂中学校 谷麻美（愛知県）

（写真）真剣に調理を行う参加者、参加した一同、優勝したみなかみ町月夜野学校給食センター

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