開催迫る! 農業先進国・台湾での「台湾 国際果実・野菜専門見本市2016」 ――商談会参加バイヤーにはホテル提供も2016年10月14日
11月10日~12日まで、台湾・高雄市で開催される最先端の農業技術を集めた展示・商談会「台湾果実・野菜専門見本市」の開催が迫ってきている。この展示会に合わせてマッチング商談会も開催されるが、これに参加する企業には、条件によってホテル宿泊が主催者から提供される。
この「台湾 国際果実・野菜専門見本市」は、台湾のバイオ・アグリカルチャー研究開発の優勢、産業バリューチェーン、eコマースとeマーケティングの3つテーマを核にした「イノベーション産業チェーン」によって農産物の川上・川中・川下産業サプライチェーンを連携させ、産業のバリューチェーン向上および国際競争力の強化を図ることを目的に開催される。
台湾の農業技術水準は世界的にも高いものがあり、近年、台湾政府は積極的に農業技術の革新に力を入れ、生態環境の保存とスマート農業の発展を促し、農業バリューアップの応用により新たな産業バリューチェーンを創出しようとしている。
見本市会場には「農業バリューアップ」を主軸とし、
(1)生鮮果物・野菜エリア、
(2)エディブル・フラワー&ハーブエリア、
(3)穀物とナッツ&加工食品エリア、
(4)栽培技術&設備エリア、
(5)果実・野菜産業サービスエリア、
(6)果実・野菜バイオテクノロジーエリア
の6つのゾーンを設置。農産業に関する育種、栽培、バイオ技術、農業機械、新興産業など、農業に関わる商材、サービスが一堂に集まる。
台湾の中南部の農業局がほぼ出展するほか、野菜果物輸出組合、農業機械協会、アクアポニックスなどの最新技術も出展される。さらに、会場の5分の1は海外の団体、会社が出展するが、主なものをあげると、
FAMA Malaysia、
Agricultural and Food Marketing Association、
Idaho Trade Office、
その他、日本、タイ、スペイン、インドネシア、中国、南アフリカ、ベトナム、メキシコ、イタリア、ペルーなどからの出展もある。
会期中には、マッチング商談会や国際フォーラム、工場見学コースなどのイベントも行われる予定となっているが、マッチング商談会に参加する企業には、条件により主催者からホテル宿泊が提供される。その優待内容は、
△5つ星ホテルの3泊4日ホテルにおける宿泊の提供、
△高雄空港から宿泊ホテルまでの無料片道送迎、
△優先入場とゲストラウンジなどのサービスの利用。
なお、詳細および申込用紙は、ここから。
【展示会・開催概要】
■ 日程:2016年11月10日(木)から 11月12日(土)まで
■ 会場:高雄展覧館(Kaohsiung Exhibition Center)
■ 主催:マイ エグジビション株式会社、Sphere Exhibits
■ 日本語 公式URL:https://www.taiwanfruitshow.com/ja_JP/index.html
■ 規模:出展企業数150社(予定)、来場者数5000名(予定)
■ 展示分類:
生鮮果物・野菜エリア、エディブル・フラワー&ハーブエリア、穀物とナッツ&加工食品エリア、栽培技術&設備エリア、果実・野菜産業サービスエリア、果実・野菜バイオテクノロジーエリアの6つ。
◆問い合わせ先◆
マイ エグジビション株式会社 MY Exhibition Co., Ltd
住所: 10461 台北市中山区徳惠街9号4F-11
住所:10461 台北市中山区徳惠街9号4F-11
TEL:+886-2-2587-5802 FAX:+886-2-2598-2650
日本語・担当者 ⇒ 李 碧真(内線201) abby_lee@myexhibition.com.tw
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日
-
農業高校生研修を開催 秋田北鷹高等学校、増田高等学校の生徒が参加 JA全農あきた2025年7月8日