野菜の生育・価格見通し6月はほぼ平年並み 農水省2019年6月11日
農林水産省は6月7日、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況および価格見通し(2019(令和元)年6月)について、主産地などから聴き取りを行った結果を公表した。
現在の生育状況を見ると、
▽根菜類(ダイコン・ニンジン)は、ダイコンは、千葉県では生育期間の気温が平年を上回って推移したため、生育は前進傾向。後続産地の北海道は平年並みであるが、青森県は低温や乾燥により育成がやや遅延。ニンジンは、平年並み。
▽葉茎菜類(ハクサイ、キャベツ等)は、低温や乾燥により生育がやや遅延していたが、5月下旬以降の気温上昇や降雨に伴い生育が回復。
▽果菜類(キュウリ、ナス等)の生育は平年並み。
▽土物類(バレイショ、サトイモおよびタマネギ)は、バレイショおよびタマネギは、育成期間の気温が平年を上回って推移したため、生育・肥大が進み、大玉傾向。サトイモは平年並み。
このため、平年(直近5か月平均)比の価格見通しは、6月後半はタマネギが「安値水準で推移」の他は「平年並みで推移」となっている。
なお、同省によると、聞き取りを行った14品目の野菜の生育状況は、東京都中央卸売市場外において流通するものについても、同様の傾向という。
また、これまでの公表資料は、需給、ガイドライン、入荷及び価格の見通し等に関する情報(農林水産省)で公開されている。
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