3月は前年同月で畜産、米や酒など一般食品が伸びる スーパーマーケット販売統計2020年4月22日
(一社)全国スーパーマーケット協会、(一社)日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の業界3団体は4月21日、「スーパーマーケット販売統計調査 3月実績」速報版(パネル270社集計)を公表した。
この調査は、食品を中心に取り扱うスーパーマーケットを対象に同一企業(パネル270社)を集計したもの。
既存店の売上高(3月実績、速報版)の前年同月比を見ると次のとおりとなった。
【総売上高】 107.4%(2月実績確報値105.5%)
◎食品合計 108.4%(同105.4%)
○生鮮3部門合計 107.5%(同103.9%)
▽青果 106.3%(同101.2%)
▽水産 105.0%(同104.1%)
▽畜産 110.8%(同107.0%)
○惣菜 99.5%(同105.8%)
○日配(※1)109.6%(同106.1%)
○一般食品(※2)112.0%(同106.6%)
◎非食品(※3)99.7%(109.0%)
◎その他 95.4%(100.5%)
2月末から新型コロナウイルスの国内感染拡大の影響が続いており、3月初旬には全国の小・中・高校が一斉休校となったことから「巣ごもり」需要が増え、食料品については一部カテゴリーの商品供給に支障をきたしたことがあったほか、現在もマスク・除菌剤など衛生用品については品切れが続いている。
前年同期比(既存店)を前月と比較すると、「畜産」が2月の107.0%から3月には110.8%と伸びたほか、米、乾麺、菓子、酒などを含む「一般食品」が2月の106.6%から3月には112.0%となったのに対し、「惣菜」が2月の105.8%から3月には99.5%となるなどの変化が見られる。
(※1)豆腐、こんにゃく、納豆、錬製品、佃煮、漬物、パン、卵、乳製品、生菓子、冷凍食品、アイスクリーム
(※2)調味料、瓶缶詰、乾物、米、小麦粉、乾麺、嗜好品、菓子、酒類
(※3)日用雑貨品、医薬・化粧品、家具インテリア、家電製品、婦人衣料、紳士衣料、文具、玩具
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