おしゃれな小冊子で地産地消とテイクアウトを推進 飲食店と生産者を支援 こゆ財団2020年5月27日
こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)が推進する宮崎県児湯郡新富町の地域おこし協力隊メンバーは、コロナ禍で売上激減に苦しむ飲食店や生産者を支援するためPR用の小冊子を作るサービスを始めた。
JA児湯の直売所で、毎朝食材を仕入れる、こゆ野菜カフェの店長、永住美香さん
今回の飲食店・生産者支援サービスは、新富町の地域おこし協力隊として活動するカメラマンやデザイナーなどクリエイティブ分野のメンバーが実行するもの。地域おこし協力隊で4月24日に「こゆデザインスタジオ」を立ち上げたカメラマンの中山雄太氏が中心となって始まった。
第一弾は、同町の協力隊であるブランディングデザイナー、増田悠太朗氏が参加し、コミュニティカフェ「こゆ野菜カフェ」のテイクアウトをPRする小冊子を制作した。
テイクアウト利用者へメニューの詳細を伝える、「こゆ野菜カフェ」の小冊子
こゆ野菜カフェでは、滞在時間が短いテイクアウト客とのコミュニケーション不足を補うために小冊子を活用する。冊子では、6種類のメニューに加え、メニュー開発のポイントとなった生産者情報、毎日仕入れに通う地域の直売所も紹介している。
農畜産業が主軸の宮崎県新富町では、JA児湯農畜産物直売所で生産者が毎日新鮮な野菜や果物、肉などを納入し、多くの買い物客で賑わうが、新型コロナウイルスの影響で来客数が減少。また、こゆ野菜カフェを始めとする飲食店も、感染症予防の観点からテイクアウト営業を余儀なくされていることから、今回の支援サービスを通じて、町で農業にかかわるすべての事業者を対象に、支援の輪を広げていく。
こだわりを一つひとつ書き加え、食材の生産者情報も顔付きで紹介
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