パウチ材質を植物由来に変更 年間約18トンの温室効果ガス削減に期待 キユーピー2020年9月2日
キユーピーは、「サラダクラブ 素材パウチ」シリーズ全19品のうち12品のパッケージに植物由来のバイオマスプラスチックを採用し、8月中旬から出荷を始めた。
パウチの材質が植物由来のプラスチックへ変更

パッケージ素材の変更と併せ、食品ロス削減の取り組みの一環として、13品の賞味期間を延長し、賞味期限を「年月日表示」から「年月表示」へ変更することで、流通から店頭までのオペレーションの簡素化する。今回の変更により、2019年に先行して実施していた6品と合わせ、シリーズ全19品の賞味期間見直しと「年月表示」への切り替えが完了した。
また、消費者から「そのまま使えるか」という問い合わせが多く寄せられることから、豆・穀物などの商品パッケージには、「そのまま使える」ことをワンポイントで表示し、初めて使用する際もわかりやすく、商品を使ったメニューの写真と作り方をパッケージに記載した。
1993年に誕生した「サラダクラブ 素材」シリーズは、2000年以降、使い勝手の向上と環境負荷低減を目的に、容器を缶からアルミレスパウチへ変更。プラスチック単一素材とすることで、アルミを使用したパウチと比較すると包装材料製造時のエネルギー消費量が少なくて済む。また、カッターなどを使わずに開封でき、そのまま店頭陳列できる包装であるシェルフレディパッケージ(SRP)を採用するなど、環境と人に配慮した商品設計を心掛けている。
今回、こうしたパウチの材質変更により、年間で約18トンの温室効果ガスを削減することができる。
「サラダクラブ 素材パウチ」 シリーズ 全19品
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