借りて住みたい街1位は「本厚木」Withコロナで大変動のランキング発表 LIFULL HOME'S2020年9月9日
不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」など住生活情報サービスを提供する(株)ライフルは、コロナ禍のいま、中期的な「住みたい街ランキング」への影響を明らかにするため「LIFULL HOME'S」に掲載された物件のうち、実際の問合せ数から算出した「LIFULL HOME'S コロナ禍での借りて住みたい街ランキング」を発表した。
調査は4月1日~8月18日にかけて、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む「LIFULL HOME'S」のユーザーを対象に実施。同ランキングによると、住みたい街1位は小田急線の「本厚木」。新型コロナウイルス流行前の2月に公開した調査でも4位にランクインした人気の街だが、都心・近郊エリアが軒並み順位を下げた中、準近郊・郊外エリアに位置する街の代表格としてトップに立った。他にも、「大宮」「千葉」「八王子」「津田沼」「立川」「八潮」「平塚」など、都心のオフィス街から離れた街が上位に登場した。
上位の街の共通点は「多少都心方面へのアクセスには時間がかかるものの、電車を乗り換えずに済むエリア」「郊外のターミナル駅で駅勢圏が比較的広く、生活利便性がある程度担保できそうなエリア」。テレワークを導入する企業が増え、通勤時間への考慮が減ったことで、都心近くの利便性だけでなく、「感染リスクに対する安全性・安心感にも着目して住むところを選びたい」という意識が高まったことがうかがえる。
一方、同ランキングで4年連続1位の「池袋」は5位に後退。同じく都心・近郊で人気エリアの「三軒茶屋」が11位、「川崎」が12位へ後退し、コロナ禍で都心や近郊の生活利便性より、準近郊および郊外の相対的な安全性や安心感、在宅勤務にも適した住環境が叶うエリアであることが、街選びの際に重視されるポイントになってきている様子がうかがえる。
さらに、LIFULL HOME'Sでは賃貸ユーザーの「郊外化志向」が1都3県の範囲にとどまらず、より都心から離れたエリアに拡散している可能性を鑑み、首都圏周辺の6県(茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、静岡県)も対象に含めた1都9県のランキングも発表。その結果、問合せ件数1位は「水戸」、2位「本厚木(首都圏1位)」、3位「宇都宮」と、上位3位に都内の街は含まれていなかった。
コロナ禍での借りて住みたい街ランキング
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タケノコ園でキモンホソバノメイガの被害 府内で初めて確認 京都府2025年10月14日
-
【Jミルク9月牛乳動向】需給緩和で価格下げ傾向2025年10月14日
-
草刈り委託に自治体が補助 「時給1500円」担い手支援2025年10月14日
-
飼料用米作付け 前年比53%減 戦略作物 軒並み減2025年10月14日
-
米価 3週連続低下 4205円2025年10月14日
-
2つの収穫予想 需給を反映できるのはどっち?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月14日
-
農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省2025年10月14日
-
「サステナウィーク」15日から 持続可能な消費のヒントが見つかる2週間 農水省2025年10月14日
-
賑わいを取り戻す地域のランドマークに 隈研吾氏設計の行徳支店新店舗で地鎮祭 JAいちかわ2025年10月14日
-
JA資材店舗CS甲子園 優勝はJAあおば「八尾営農経済センター」とJAながの「JAファームみゆき」 JA全農2025年10月14日
-
なめらかな食感と上品な甘み 鳥取県産柿「輝太郎フェア」15日から開催 JA全農2025年10月14日
-
インドで戦う卓球日本代表選手を「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年10月14日
-
松阪牛など「三重の味自慢」約80商品 お得に販売中 JAタウン2025年10月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で「マロンゴールド」を収穫 JAタウン2025年10月14日
-
SNS選挙に潜む政治の劣化【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月14日
-
【今川直人・農協の核心】集団個性(アイデンテテイ-)としての社会貢献(2)2025年10月14日
-
「令和7年産 新米PR用POPデータ」無料配布を開始 アサヒパック2025年10月14日
-
「Rice or Die」賛同企業の第2弾を公開 お米消費拡大に向けた連携広がる アサヒパック2025年10月14日
-
腸内細菌由来ポリアミンの作用研究 免疫視点から評価「食品免疫産業賞」受賞 協同乳業2025年10月14日
-
米の成分分析計AN-830 新発売 ケツト科学研究所2025年10月14日