災害用の備蓄に お米を新鮮に保存できる「米(まい)ストック」発売2020年9月11日
創業99年のおくむら米穀(大阪市福島区)は、災害用の備蓄としてお米を新鮮に保存できる「米(まい)ストック」の販売を始めた。
米ストック「米ストック」は、お米がまずくなる原因のほと酸化を防ぎ、普段食べているお米を新鮮なまま備蓄できる。京都大学の満田久輝名誉教授が考案したお米の保存方法「冬眠密着包装(炭酸ガス封入密着包装法)」により、炭酸ガス(食用二酸化炭素)を使って袋内を密閉状態にし、新鮮さを保持。密封性の高い特殊な米袋(ガゼット袋)に炭酸ガスを封入し密閉状態で保存する。薬剤を使わずに、カビ、微生物やコクゾウムシ等の害虫の発生を防ぐことができる。同店では2キロと5キロの密閉袋を用意している。
また、最近では新型コロナウイルスの影響による買いだめで、物資の入手が困難になる事態も発生したが、「米ストック」を利用することで、日ごろから備えておけば、いざというときに慌てることもない。半月から1か月分のお米を備蓄できるため食糧の確保が難しい災害時でもおいしいお米が食べられる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































