「じゃばら」関連商品を出展 「ダイエット&ビューティーフェア2020」にファイブワン2020年9月15日
(株)ファイブワン(和歌山県和歌山市、坂本正博社長)は、9月15日(火)~17日(木)まで東京ビッグサイトで開かれる「ダイエット&ビューティーフェア2020」に同社の「じゃばら」関連商品を出展する。花粉症緩和に有効なことを紹介しながら、じゃばら農家の支援につなげたい考え。
花粉症に有効なことを紹介したメディアがこれまで複数あり、最近は柑橘の「じゃばら」を知る人も増えてきている。大阪市立大学都市健康・スポーツ研究センターの渡辺一志教授らのグループとの共同研究でも花粉症の症状緩和と抗酸化力の向上が確認されている。
日本人の4人に一人が発症しているとの報告があるスギ花粉症が経済に及ぼす影響は大きく、シンクタンクの発表では2019年1~3月の実質個人消費が平年に比べ5500億円を超す規模で押し下げられる可能性を指摘。「ナリルチン」というじゃばらに含まれる成分が花粉症を緩和するとして注目を集めており、社会課題の解決に向け期待が高まっているわけだ。
ダイエット&ビューティーフェア2020の会期中、初となる和歌山県出展ブースでじゃばらの効能などを紹介する予定で、「働くじゃばら」や「働くじゃばら+お米由来の乳酸菌K-2」といったサプリメントも同時出品し、じゃばらの認知度をさらに高めて地元和歌山の農業活性化につなげたい意向。
同社は2014年以降、じゃばらを飴やグミにした商品の販売を通じて関係生産者の支援や耕作放棄地でのじゃばら栽培を呼び掛けてきており、2019年11月には和歌山県クラウドファンディング活用支援認定プロジェクト「希少な柑橘じゃばらをもっと広めるために、じゃらばの苗の植樹をしたい!」を実施するなど、じゃばらの普及と和歌山の地域活性化を目指している。
フェアは期間中、10時から18時まで(最終日は17時まで)青海展示棟A・Bで開催される。
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