キャベツの新品種「がいな」を発売 来年1月からサカタのタネ2020年10月1日
(株)サカタのタネは9月29日、キャベツの営利生産者向け新品種「がいな」を来年1月から発売すると発表した。温度上昇期に収穫しても、作業に不便な丸みを帯びないまま収穫できる特徴がある。

新品種キャベツ「がいな」
箱詰めや機械加工が行われる現場で偏平形が好まれる傾向にあるキャベツは、収穫する時期が5~6月頃(寒冷地の場合は7月頃)の温度上昇期の場合、形状が丸くなりやすい(尖りやすい)性質がある。
同時期に収穫してもそのような形状にならないのが「がいな」の特徴で、肥大力があって割れにくく、玉がしっかり締まりながら肥大するため、青果用に向くLサイズから加工・業務用に向く2~3Lサイズまで幅広く生産できる。
草勢が強く、水田の裏作など大きくなりにくい条件でも十分肥大するなど、試作産地からも肥大力や重さについて好評価が得られているという。
肉質もしっかりしていて千切り加工時にも水が出にくく、加工・業務用として期待できる。
「種子」の希望小売価格は1袋2000粒入り4250円、1缶ペレット種子5000粒入り1万2500円(いずれも税抜)で、3年後の販売目標を3000万円と設定。全国のJAや種苗店を通じ、来年1月上旬から発売する。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】果樹カメムシ類による果実被害 多発のおそれ 秋田県2025年6月26日
-
エンゲージメント向上へ若手職員がプロジェクト 「目安箱」設置も JAさいたま(2)2025年6月26日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】農協潰しが再開された2025年6月26日
-
食守るため立ち上がる時 7月13日、鳥取でも「令和の一揆」 キャベツ、新米予約券も配布2025年6月26日
-
価格交渉 速やかな協議開始を 事業者の行動規範でたたき台 農水省2025年6月26日
-
サトイモと芋煮【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第346回2025年6月26日
-
農業機械取り扱い研修会(太陽耕耘爪コース)を開催 JA全農みえ2025年6月26日
-
農業機械 上期実販研修会を実施 JA全農おおいた2025年6月26日
-
ダイナミックフェア2025出展のヤンマーアグリジャパンを紹介 JA全農いばらき2025年6月26日
-
JA豊橋 フェロモントラップによる害虫調査をAI予測に切り替え ミライ菜園2025年6月26日
-
JAとぴあ浜松が全面協力 夏季限定「三方原ポテトチップス」販売開始 湖池屋2025年6月26日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」亜熱帯気候特有の雨の中、パイン入り酢豚を完成 JAタウン2025年6月26日
-
「炎天マスター」お試しキャンペーンを実施 高温期のトマト栽培を支援 OATアグリオ2025年6月26日
-
大型連休は概ね堅調 一部で大阪・関西万博の効果も 外食産業市場動向調査5月度 日本フードサービス協会2025年6月26日
-
岡山市のナス ヤンマー本社ビルのレストラン「SEA&FARM by YANMAR MARCHE」で提供2025年6月26日
-
LINEで献立相談 対話型レシピ提案サービス「レシピトーク」提供開始 キユーピー2025年6月26日
-
北海道南富良野町などと包括連携協定を締結 タイミー2025年6月26日
-
鳥インフル ニュージーランドからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年6月26日
-
中古農機具の査定がスマホで完結「ビデオ見積り」サービス開始 農機具王2025年6月26日
-
生産者横断の「高知トマトコミュニティ」始動 井上石灰工業2025年6月26日