岡山の酒蔵が東京農大とクラウドファンディング実施2020年10月19日
岡山県の蔵元、嘉美心酒造(株)は、東京農業大学を主体に全国41の酒蔵と、コロナ禍の変化による困難な状況を打破するため9月からクラウドファンディングを実施中。返礼品として蔵元が一押しの「神心 純米吟醸瓶囲い」と「嘉美心 純米大吟醸」を用意した。

新型コロナウイルスの影響で同社も、「蔵祭り」をはじめ相次ぐイベントが中止。飲食店の休業などにより4月売上が前年比約70%、5月売上が前年比約47%まで落ち込んだ。そこで、若手蔵人が中心となって、コロナ禍の先を行く「568-KOROHA」の開発や、ソーシャルディスタンスをとりながら、試行錯誤で実施している「蔵元即売会」など、生き残りをかけて様々な取り組みを行っている。
その一環として、五代目蔵の藤井進彦氏の母校である東京農業大学応用生物科学部 醸造科学科 酒類生産科学研究室の穂坂賢教授からの呼びかけで、全国41の蔵元と共に、クラウドファンディング「日本酒プロジェクト2020」を実施。支援金は、一口飲むと思わず「日本に生まれてきてよかった~」と口に出したくなるような日本人のDNAを呼び起こす「旨口酒」を伝える同社の活動の原資とする。
募集期間中の10月26日までは、支援額200万円をめざしおり、募集期間半ばにしてファンド目標金額の100万円を達成。引き続き支援を募集している。
返礼品の神心純米吟醸瓶囲い(写真左)と嘉美心「心」シリーズ純米大吟醸
◎クラウドファンディングの返礼品
(1)支援額 4053円 各1本(計2本)
(2)支援額 7005円 各2本(計4本)
(3)支援額 9957円 各3本(計6本)
(4)支援額 1万8813円各6本ずつ(計12本)
<銘柄1>神心 純米吟醸瓶囲い
「神心」ブランドは嘉美心酒造が創業100年を機に次世代に向けて立ち上げた新ブランド。嘉美心酒造の真髄「旨口」をベースに絶妙な酸度を織り交ぜ、旨みとキレのコントラストが楽しめる。
<銘柄2>嘉美心「心」純米大吟醸
歴史と感謝の意を体現した嘉美心酒造を代表するブランド「心シリーズ」。栓を開けた瞬間にひろがる熟したリンゴを思わせる香りと、爽快感の後からお米本来の旨味が感じられる純米大吟醸に仕上がり。
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