新米記者のんがルーツをたどる 岩手県産米「金色の風」新CMを公開中2020年12月2日
岩手県は、県産米の最高級品種「金色の風(こんじきのかぜ)」の新米のCMに女優で「純情産地いわて宣伝本部長」ののんさんを起用。岩手県内と、首都圏でテレビ放映するほか、Youtube「岩手県公式動画チャンネル」で公開している。
「金色の風」のポスター
新CMでは、岩手純情新聞社の新米記者「江刺のん」という設定ののんさんが、いわて純情米「金色の風」のルーツを辿って岩手県内各地を取材。そこで出会う「金色の風」の生みの親たちである開発担当者や生産者に、10年を要した開発期間、おいしさの秘密、栽培を始めた時の苦労などを聞くうちに、岩手と「金色の風」への愛を深めていく。
日本一のお米を作ることを目的に研究が始まった「金色の風」。お米のおいしさである粘りと味を決めるタンパク質成分「アミロース」の含有率が理想的な稲を探し、遺伝子レベルで特定するため、1万2000種のお米を栽培して食べるという地道な作業から生まれた。倒れやすい稲で、夏の前に田の水を一度抜く「中干し」という昔ながらの工程が必要な手間のかかる稲だという。
CM公開に先駆けて11月3日に都内で行われた「金色の風」の新米発表会でJA岩手県五連の小野寺敬作会長は「今年のコロナ禍で農家は大変な思いをしていますが、この状況を打破するため一体となって取組みをしています」とあいさつ。また、のんさんは「金色の風は甘みが強くお米の香りが堪能できる。美味しいお米なのでたくさんの方に知ってもらえるように頑張ります」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































