18年間の緑の活動で「ちば里山アワード」大賞を受賞 松戸市2021年1月14日
松戸里やま応援団と松戸市は1月13日、「ちば里山アワード」のちば里山大賞を受賞。18年間続く「里やまボランティア入門講座」と、その修了生が立ち上げた「里やま活動団体」の活動やその成果が評価された。
里やまボランティア入門講座
ちば里山アワードは、千葉県内で実施している里山の整備・利活用等、また里山の魅力を創出する優れた活動や先駆的な活動に対して表彰する制度。東京近郊のおよそ50万人が暮らす松戸市で、「今あるみどりを守り育て、良好な自然環境を引き継ぐこと」を目的に、平成15年から市民ボランティアと行政との協働で「里やまボランティア入門講座」が始まった。
毎年行われている入門講座の修了生が自主的に「里やま活動団体」を立ち上げ、現在14団体が行政の仲介と森林所有者の理解と協力のもと活動。さらに、14団体は「松戸里やま応援団」としてネットワークを構成し、連携を図り、精力的に活動している。現在は、学校・幼稚園・保育所などの子どもたちを対象とした森林体験の受け入れや、子育て団体と共に森を活用したイベントも開催。また、平成24年度からは森を一般市民に開放するイベント「オープンフォレストin松戸」を開催するなど、多くの市民に森の魅力を伝え、緑の大切さへの理解を広げる活動に発展している。
この取り組みは、県内初の事例で、同様の取組が近隣の自治体にも広まっている。受賞を記念し、4月に「(仮称)ちば里山アワード大賞受賞記念講演会」を予定。
松戸里やま応援団勉強会
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