宮崎県産素材の無添加漬物「PUREシリーズ」発売 サンアグリフーズ2021年1月21日
サンアグリフーズ(宮崎県児湯郡)は、安心安全な国産と宮崎県産素材を使った添加物不使用の漬物3商品を開発。生活スタイルの変化に合わせた利便性のあるパッケージの中食向け「PUREシリーズ」として1月1日からオンラインショップで販売を始めた。
近年の農業環境はスマート農業への対応など。変化も目まぐるしい一方、高齢化や農地荒廃は地方から確実に進んでいる。新型コロナウイルスの影響で一時は海外との物流が滞ったが、改めて国産品や地域加工品の価値を見直すきっかけにもなった。同商品は、コロナ禍で生活習慣が大きく変わる中、地域で大切に育てられた農作物や加工品、発酵野菜の味わいを多くの人に届けるため開発された。
「PUREシリーズ」こだわり3種
「PUREシリーズ」は、「こだわり醤油高菜」「こだわり辛子高菜」「こだわり味噌大根」の3商品をラインアップ。自社生産の高菜と大根の長期乳酸発酵仕込みで、添加物不使用にこだわった。また、国産調味素材を厳選し、熟練職人が原料との相性など試作を繰り返して開発。宮崎県産加工品も贅沢に使い、宮崎県の名水で伝統の静置仕込みを行う純米酢を全商品に使った。
味噌大根商品では県内在来種「みやだいず」を加工した無添加みそを使い、風土を感じる味わいに。また、パッケージには、中食や個食が増える生活習慣に対応し、利便性のあるものを採用した。
同社は、契約農家と野菜を生産し、加工、販売を一貫体制で行う農業生産法人。高菜と大根の生産を中心に漬込み加工とカット調味を行う工場を稼働し、県内外の食品工場や小売店に販売している。食品加工工場をめざし2020年に食品安全規格「JFS-B」規格を取得。また、グループに約800頭の黒毛和牛を扱う畜産業を持ち、広大な農地を活かし地域の農畜産業の資源とヒトやモノが持続的に循環する環境を創っている。
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日
-
果実のフードロス削減と農家支援「キリン 氷結mottainai キウイのたまご」セブン‐イレブン限定で新発売2025年9月18日
-
グローバル・インフラ・マネジメントからシリーズB資金調達 AGRIST2025年9月18日
-
利用者が講師に オンラインで「手前みそお披露目会」開催 パルシステム東京2025年9月18日