親族から見た亀山騒動 近代的農民運動の先駆者「民次郎伝」発売2021年1月21日
近代的農民運動の先駆者である民次郎の生涯を描いた伝記「民次郎伝 親族から見た亀山騒動 明治の小作料減額運動に迫る」(小御門護著、パレードブックス刊・1200円、税別)が1月20日、アマゾン限定で発売された。
明治の小作料減額運動は福岡県浮羽郡(現うきは市)から始まった―。この最初の提唱者で、近代的農民運動の先駆者でもあった小御門民次郎の伝記本。明治時代最後の農民一揆である「亀山騒動」に遭遇したことで、波乱に満ちた生涯を送った民次郎の生涯を、甥である著者が紐解いた。当時の農民がおかれた状況を把握するとともに、民次郎が命がけで始めた小作料減額運動がどのように影響したかを検証。その功績に光を当てている。
◎目次
一、民次郎はどのような人物であったか
二、亀山騒動を歴史的事実から見る
三、地租改正と農民の生活
四、農民の全国的な状態
五、小作料とその仕組み
六、浮羽郡の農民の生活状態
七、亀山騒動の勃発
八、騒動から見えてくるものと謎にも迫る
九、戦後の農地改革と小作人
十、その後の小御門家
十一、民次郎の功績はどこにあるのか
参考資料1 民次郎碑に刻字された人名・寄付金
参考資料2 福岡県内務部が亀山騒動をまとめた文書 昭和二年(一九二七)
参考資料3 『福岡縣農地改革史 上巻』五四二頁
参考資料4 『福岡縣農地改革史 上巻』六六一頁
参考資料5 『久留米藩領域における百姓一揆の研究』から抜粋
参考資料6 猿木繁利氏が関係者にあてたお礼の言葉
参考資料7 〔年表〕久留米藩領域における百姓一揆の研究から 猿木繁利氏著
参考資料8 小御門民次郎の碑
参考資料9 農民運動物故者・功労者名簿(第一次)
参考資料10 小御門家 家系図
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