日本のスーパーフード「大豆」で作った新感覚パスタ発売 ハウス食品2021年1月25日
ハウス食品は、小麦の代わりに大豆粉を粉原料当たり50%配合した半生タイプのパスタ「大豆がパスタになりました」を、1月27日から日用品ショッピングサイトの「LOHACO(ロハコ)」と一部の量販店で発売する。様々な栄養成分を含んだ「日本のスーパーフード」と呼ばれる大豆を使い、糖質と食物繊維の量に配慮したパスタができあがった。
新商品の「大豆がパスタになりました」
「大豆がパスタになりました」は、小麦を大豆に置き換えることで、たんぱく質や食物繊維が増えて、糖質を抑えられる新しいパスタ。2016年に女性の健康と食生活に関する困りごとの解決をめざしたプロジェクトから研究開発がスタートした。同社は、大豆の健康成分をしっかり摂れるよう、大豆を「おかず」ではなく、新しいカタチの主食にできないかと考えていたところ、消費者から「パスタが好きだけど、糖質が多いので控えている」という話があり、パスタの小麦を大豆に置き換えることで、たんぱく質や食物繊維が増え、糖質を抑えられる大豆によるパスタの製品化に取り組んだ。
大豆はたんぱく質、食物繊維が豊富な分、口当たりが悪くなるため、「大豆がパスタになりました」では、丁寧に粉砕した大豆粉を50%使い、もっちりとした食感のタピオカと同じ澱粉を合わせることで食べやすくなるように仕上げている。また、乾麺ではなく半生タイプのリングイネにすることで、生パスタのしなやかで食べ応えのある食感をめざした。さらに、同社独自の「大豆ほんのり製法」(特許出願中)により、大豆特有のクセを抑えた。カルボナーラやミートソースなど肉や卵を含むメニューにすれば、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質が同時に摂取できる。
「大豆がパスタになりました」は、100gずつ2食入りで200g、参考価格598円(税別)。
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