舘林産ゴーヤを活用 SDGs推進へ女子高生がクラウドファンディング開始2021年3月12日
群馬県立大泉高校の食品製造B研究部は、3月28日までクラウドファンディングのCAMPFIREでプロジェクトを実施中。SDGs推進のために開催予定の「ゴーヤグリーンカーテンコンテスト」と「ゴーヤレシピコンテスト」の資金を募っている。
大泉高校がある、群馬県館林地域は日本でも有数の酷暑の街として知られている。2020年8月11日に観測史上第4位の39.9度を館林市で観測し、7月には降水量233ミリを記録。酷暑や豪雨など極端な天候に悩まされているが、多くの人は気候変動に対して具体的な行動を行っていないのが現状だ。そこで、同校食品製造B研究部では、地域の特産であるゴーヤを使ったグリーンカーテンコンテストとレシピコンテストを開いて気候変動に対する意識を高めたいと考えた。
2つのコンテストはSDGsの「気候変動に具体的な対策を」と「飢餓をゼロに」に関連した活動と位置づけており、気候変動は、農業分野に直接被害を与え、安定した食料供給を脅かすことを多くの人に知ってもらうことをめざしている。また、館林地域は本州でも有数のゴーヤ産地であることから、産地強化へも貢献しようとクラウドファンディングでは2つのコンテストの開催資金を募る。
「ゴーヤグリーンカーテンコンテスト」は、ゴーヤによるグリーンカーテンを育成することで、温暖化を始めとする地球環境・気候変動への興味・関心を高める。生命を育む大切さ、難しさを学ぶことで、食品ロスにも目を向けてもらえるよう個人、学校、企業、公共施設に参加を呼びかけ、ゴーヤカーテンを育成してもらう。
「ゴーヤレシピコンテスト」では、広くゴーヤのレシピを募集。親しみやすいゴーヤ料理や美味しいゴーヤ料理・商品を広く紹介することで、消費拡大へつなげる。また、カーテンコンテストで収穫したゴーヤを使用してもらうことも想定しており、収穫から調理までを一貫して体験することで発表まで含めた食育活動に繋げていく。
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