米作りからこだわるドメーヌ蔵から春見酒 300本限定発売 丸本酒造2021年4月6日
米の作付から瓶詰まで一貫して手がけるドメーヌ蔵として岡山県で酒造りをする丸本酒造(株)は、自社のホームページ・オンラインショップのリニューアルを記念し、春の味わいをふんだんに詰め込んだ数量限定酒「純米吟醸酒 Marumoto 2021 春」を300本限定で4月5日に発売した。

春の限定酒は、岡山県の雄町と並ぶ酒米の代表格、朝日を使った甘味ふくよかな、すっきりとしたお酒。杜氏が特別に醸した飲んだ瞬間に春の様なさわやかさと暖かさを感じられる味わいで、花見気分を味わえるよう、デザインにピンクとグリーンを使い春のカラーを演出している。
同社は、30年以上前から自社で酒米、山田錦の栽培を始め、納得のいく酒造りをめざしている。今ではすべての田んぼで土壌分析を行い、収穫から米を製造工程(麹米・掛け米)ごとに使い分けて、酒造りをする酒蔵としても珍しい存在。杜氏は「オーガニックこそ、お米が持つ本来の味を出せる」と話し、農薬や肥料に頼らず、その土地が持つ力のみで育つ力強いお米こそ酒造好適米として真の姿になりうると考えている。

丸本酒造は国内の有機認証だけでなく、国外の厳しい基準をクリアした認証も取得。エコサートQAIJAPANから「認定有機加工食品生産行程管理者有機認定」と「認定有機農産物生産行程管理者有機認定」を取得。北米での有機認証となる、NOP認証(National Organic Program 米国農務省全米有機プログラム)を取得し、さらに近年オーガニックの広がりを見せているヨーロッパでの認証(EC Regulation)を2010年に日本酒としては、国内初で取得している。
「純米吟醸酒 Marumoto 2021 春」は、720mlは1500円、1800mlは3000円。
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