秋の農産物見本市「AGROIBERIA」参画など発表 在マドリード日西商業会議所2021年4月21日
スペインのマドリードに拠点を置く日西商業会議所は、スペイン商業情報誌「スペイン広報」の最新号104号で、9月29日から10月3日にスペインのアランフェスで開催される「農産物見本市アグロイベリア2021」への参画などを発表した。
スペイン農業者組合ALKAMとアランフェス市などが主催する国際農産物見本市「AGROIBERIA 2021」は、ユネスコの世界遺産にも指定されるアランフェス王宮に隣接する広大な広場で開催。イベリア半島産の野菜やフルーツ、穀物とその加工品、ワイン、ビールなどの飲料にオリーブオイルやその他の植物オイルなどの生産者、販売業者、輸出・輸入業者などあらゆる関連分野の業種が集まり、商談やネットワーキング、カンファレンス、ワークショップなどが行われる。週末の10月1日から3日には一般の入場者に解放され、会場内の各企業スタンドで商品の直接販売も予定されており、盛大な農産物イベントとしても注目が集まっている。
第一回開催となる今回の見本市では、国際的な価値をより高める観点から、日西商業会議所も運営に名を連ね、日本酒など日本の農産品や農業関連開発事業を展示。現地メーカーとのコラボレーションの可能性など、両国間の活発な産業交流の実現に向けて準備が進んでいる。
同誌では、4月21日から23日まで有明の東京ビックサイトで開かれる「ワイン & グルメジャパン 2021」に参加するスペインワイナリー情報も掲載。また、日西商業会議所とポルトガル日本商業会議所が、両国の会員企業の活動の活発化をめざし締結した連携協定について発表している。
1954年創立の日西商業会議所は、スペインと日本市場の取引のためのコンサルタント、輸出入プロジェクトの協力、情報の発信、輸入業者・ジャーナリスト・旅行代理店の訪西の援助を通じて、両国間の経済交流を促進を目的とした民間組織。1985年からは、スペインの多岐にわたる分野のルポルタージュやインタビュー、企業情報などを紹介するスペイン情報季刊誌「スペイン広報」を発行。バックナンバーをオンラインで公開している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(151)-改正食料・農業・農村基本法(37)-2025年7月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(68)【防除学習帖】第307回2025年7月19日
-
農薬の正しい使い方(41)【今さら聞けない営農情報】第307回2025年7月19日
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日