脱原発・脱石炭、持続可能な再エネ100%を求め署名を提出 生活クラブ2021年6月14日
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は6月10日、現在改定作業中の日本のエネルギー基本計画に対し、再生可能エネルギーの推進などの政策を盛り込むことを求める署名を「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンと合同で内閣総理大臣、梶山経済産業大臣、小泉環境大臣、河野行政改革担当大臣にあてに提出した。
再エネルギー100%を求める27万4830筆の署名を提出
要望の内容は、「2030年エネルギー基本計画で再生可能エネルギー電力目標を60%以上、2050年は100%とすること」「巨大なリスクを抱える原子力発電は即刻廃止し、石炭火力発電は段階的に縮小し2030年までに廃止すること」「脱炭素社会に向けて、再生可能エネルギー主力電源化の実現にむけた推進と政策転換を早急にすすめること」の3項目。今回は、生活クラブ連合会とほぼ同じ内容の署名を集めていた「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンと合同で、計27万4830筆の署名を提出した。また、署名提出に際し、「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンと合同で、国会議員や関係省庁に向けて、脱原発・脱石炭、持続可能な再エネ100%を求める「G7サミット直前全国アクション」集会を開き、集会には国会議員3人、国会議員秘書2人が出席した。
提出当日は、この署名に賛同した団体や市民によるスタンディング・アクションが全国122か所で同時多発的に開かれた。参加者は思い思いのメッセージを持ってパリ協定1.5 ℃目標に整合し、脱原子力、脱石炭火力をめざすエネルギー基本計画を作成するよう訴えた。
生活クラブ連合会は、同時に再生可能エネルギーの普及にむけて、全国61か所の再生可能エネルギーの発電所から届けるでんきの共同購入「生活クラブでんき」の登録者拡大を進める。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日
-
北海道檜山特産品マルシェ「ひやマルシェ」開催2025年9月12日
-
農福連携 食品産業向け展示商談会「ノウフク見本市2025in大阪」開催2025年9月12日
-
次世代モデルの人工光型植物工場「福井美浜工場」竣工 椿本チエイン2025年9月12日