仲卸会社が農家直売支援で「農家直売どっとこむ」開設 長野県・長野大同青果2021年6月22日
長野県で青果物の仲卸業を営む長野大同青果(株)(長野市)は、農産物流通プラットフォーム「農家直売どっとこむ」の運用を始めた。青果の仲卸業者による独自開設は珍しい。長年培ってきた青果物の「目利き」の力を生かして、Web上で消費者に安全な農産物を適正な価格で届け、生産者の手取り安定をめざす。
「農家直売どっとこむ」は、長野県内で農機の販売・修理やマーケティング、コンサルティングなどの事業を展開する唐沢農機(東御市)が運営していたが、今年の6月1日、長野大同青果に事業譲渡した。大同青果は、コロナ禍で外食需要が減るなど、青果物の価格が低迷しているなかで、消費者の安全・安心な青果物を求めるニーズに応え、生産者が生産を継続できる手段の一つとして事業を引き継いだ。
長野大同青果は、長野県を拠点に全国で青果物流通ネットワークを持ち、長野県産の野菜や果物を供給している。「消費者に対しては、40年以上にわたって培ってきたノウハウを生かし、スーパーマーケットだけでなく、長野県産の新鮮でおいしい青果物を適正な価格で紹介し、長野県の農業の発展をサポートしたい」(大同青果)と、期待を込める。
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