仲卸会社が農家直売支援で「農家直売どっとこむ」開設 長野県・長野大同青果2021年6月22日
長野県で青果物の仲卸業を営む長野大同青果(株)(長野市)は、農産物流通プラットフォーム「農家直売どっとこむ」の運用を始めた。青果の仲卸業者による独自開設は珍しい。長年培ってきた青果物の「目利き」の力を生かして、Web上で消費者に安全な農産物を適正な価格で届け、生産者の手取り安定をめざす。
「農家直売どっとこむ」は、長野県内で農機の販売・修理やマーケティング、コンサルティングなどの事業を展開する唐沢農機(東御市)が運営していたが、今年の6月1日、長野大同青果に事業譲渡した。大同青果は、コロナ禍で外食需要が減るなど、青果物の価格が低迷しているなかで、消費者の安全・安心な青果物を求めるニーズに応え、生産者が生産を継続できる手段の一つとして事業を引き継いだ。
長野大同青果は、長野県を拠点に全国で青果物流通ネットワークを持ち、長野県産の野菜や果物を供給している。「消費者に対しては、40年以上にわたって培ってきたノウハウを生かし、スーパーマーケットだけでなく、長野県産の新鮮でおいしい青果物を適正な価格で紹介し、長野県の農業の発展をサポートしたい」(大同青果)と、期待を込める。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日
-
農福連携の現場に密着 YouTube番組「根本凪ノウフク連携中」配信 JAタウン2025年6月30日
-
【役員人事】農林中金総合研究所(6月27日付)2025年6月30日
-
クボタと酪農学園大学が包括連携協定 学術振興と地域活性化へ共創加速2025年6月30日