最終回「第12回日本さかな検定」10月31日開催 日本さかな検定協会2021年7月8日
(一社)日本さかな検定協会(東京都千代田区)は10月31日、今回で最後となる「第12回 日本さかな検定“ととけん THE FINAL”」を開催。10月7日まで受検の申込みを受け付けている。
最年少1級合格者によるイラストの「第12回ポスター」(左)と、ととけん応援団さかなクン
日本初の一般向けの魚介の知識を問う検定として2010年に誕生した「日本さかな検定(愛称:ととけん)」は、全国各地の豊かな魚食文化やおいしい食べ方など、魚食の魅力を、検定を通じて再発見し、魚との"うまい"出合いを応援する取り組み。これまで未就学児から80歳代まで世代を超えるのべ3万人の受検者を数え、全国のさかなファンに愛されてきた。昨年の第11回では、山口 英彰 水産庁長官(当時)が1級を取得して話題になった。
最後の開催となる第12回検定では、本来2級(中級)合格者のみに翌年の受検資格が与えられる1級(上級)挑戦のラスト・チャンスとして、新たに「2級・1級併願」を受け付ける。1級合格(80点以上)、または準1級合格(79~70点)の認定は、2級合格を条件とする。
「第12回 日本さかな検定」は東京、名古屋、大阪のほか、東日本大震災から10年、復興に向けて歩み続ける宮城県・石巻、初開催となる九州大分県の佐伯の全国5会場で同日一斉に開催。3級(初級)、2級(中級)、1級(上級)の受検級別に各100問、マークシート4者択一方式で行われる。
また、最終回記念の受検者プレゼントとして、受検者全員に日本さかな検定1級に2019年当時小学5年生の最年少で合格した伊藤柚貴くんの魚イラストグッズとして特製ミニステッカーをプレゼント。また、小学生以下には「おさかなぬりえ」(大日本水産会提供)のプレゼントを予定している。また、第12回のポスターには、"ととけん"と同じ12歳になった伊藤くんが作成した、「春夏秋冬 旬の魚介イラスト」を使用している。
1級最年少合格者の伊藤柚子貴くん
<第12回日本さかな検定 開催概要>
検定日時:10月31日
<3級・1級>説明12:50~13:00 試験13:00~14:10
<2級> 説明15:00~15:10 試験15:10~16:20
※試験時間:70分
検定会場:石巻、東京、名古屋、大阪、佐伯(大分県)
申込締切:10月7日
受検資格:
3級(初級)・2級(中級):魚に関心を寄せる人なら、いずれの級からでも受検可能。年齢、経験等制限はなし。※3級と2級の併願可
1級(初級):本来、2級(中級)合格者を対象としてきたが、第12回では初めてでも挑戦できるよう2級・1級の併願受検可能※1級・準1級の合格認定は2級合格が条件※1級単願は2級合格者対象
実施級:
3級(初級):初めて出会う発見や感動を通して魚にもっと親しみたい人を対象
2級(中級):魚好きにして通を自認する一般の方や漁業・流通・調理に携わる方で、さらに魚食文化の奥深さを身につけたい人を対象。
1級(上級):魚と日本の魚食文化に関する広範囲の知識の頂点を目指す方を対象とした上級レベル。
受検料:
・3級 5200円/2級 6300円/1級 8200円※税込
・3級・2級併願:1万500円
・2級・1級併願:1万3500円
・団体割引(5人以上のグループ)10%割引/ペア割引(2人1組)5%割引/学割5%割引
出題形式・試験時間:各級マークシート 四者択一方式/100問 試験時間70分
合格ライン:
・3級 全100問中60問以上の正答者は合格
・2級 全100問中70問以上の正答者は合格
・1級 全100問中80問以上の正答者は合格
申込方法:
<個人・ペア受検>
・インターネットからの申し込み
<団体受検>
インターネットからの申し込み
問い合わせ:日本さかな検定運営事務局(電話)03-6632-5853 ※9月13日まで
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