「Real Wine Guide Selects×Mottox Presents日本ワイン」第2弾に奥出雲葡萄園が登場2021年7月13日
酒類専門商社の株式会社モトックス(大阪府東大阪市)は、2020年秋から始まったプロジェクト、「Real Wine Guide Selects × Mottox Presents日本ワイン」で、第二弾となるワイナリーの取り扱いを開始。その一つ、「自然と共生し、地域と共存していく。」をテーマに掲げる造り手「奥出雲葡萄園」を紹介している。
奥出雲葡萄園 ワイナリー売店
同プロジェクトは、ワイン業界における屈指の専門誌「Real Wine Guide(リアルワインガイド)」と、同社が、世界に誇れる日本ワインを、 よりよい品質管理で手に入りやすい社会を目指してスタート。ワイナリーと販売店との間の流通を整え、品質の高いワインが入手しやすくなる環境を醸成することが、 日本ワインの安定した消費につながり、日本ワインの更なる発展に貢献することをめざしている。結果としてワイナリーがワインの品質を高めること、ブドウ栽培の担い手への支援など、日本農業に貢献することに繋がると考えている。
「symbiosis(共生)」をポリシーに掲げる「奥出雲葡萄園」は、島根県の木次乳業で山ブドウ交配品種のブドウを栽培し始めたことがワイン造りのきっかけ。その後、関連会社として奥出雲葡萄園を1990年に設立した。創業当初は山ブドウ交配品種を使ったワイン造りを主眼として立ち上げたが、醸造技術の向上を目指してヨーロッパ系品種の栽培醸造も行うようになる。
「品種に勝る技術なし」との考えで、造りたいワインありきの栽培よりも、その土地に合う品種を見つけ、大らかな気持ちで素直にブドウを育てている。現在では山ブドウ交配品種の「小公子」、欧州系品種は「シャルドネ」のワインをフラッグシップとしている。
「自然と共生し、地域と共存していく。」をテーマに掲げている奥出雲葡萄園。ワイン造りにおいては、基本に忠実な醸造を行い、できるだけ果汁を綺麗に仕上げてから醗酵させることによって、ブドウが持つ果実味が生かされるように心掛けている。
■奥出雲葡萄園のワイン
「杜のワイン NV」(参考価格:2310円~)
・山ブドウ交配品種のホワイトペガールとセイベル9110を使用。柑橘系のアロマや、ハーブのニュアンスが感じられる。
「2020ブラン キュヴェ スペシャル」(参考価格:2560円~)
・広島産の欧州原産ブドウで、限定で生産された2020年ヴィンテージ限りのスペシャルキュヴェ。フレッシュでイキイキした酸に程よい果実味があり、バランスが良い爽快な白ワイン
「奥出雲ワイン シャルドネ 2019」(参考価格:3880円~)
・味わいのあるしっかりとした果実味に柔らかな酸味があり、バランスの良いワイン
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日