日本のケージフリー卵の拡大へ インパクト・インセンティブの活用を紹介 GFP2021年9月27日
シンガポールに本拠地を置くサプライチェーンコンサルティング会社のグローバルフードパートナーズ(GFP)は10月13日、日本におけるケージフリー卵(平飼い、放牧など非ケージ飼育で生産された卵)の拡大のため、ウェビナー「インパクト・インセンティブ:ケージフリー卵市場の到来とビジネスチャンス」を開催する。
GFPは、ケージフリー卵の生産者がその取り組みで利益を確保し、食品会社がアジアでのケージフリー卵の調達目標を達成することをめざして、インパクト・インセンティブを設立。ネスレ、ヒルトン、ユニリーバ、ハイアット、マリオット・インターナショナルなどの食品・サービス会社が、5年後までに日本を含む自社サプライチェーンの全体で、ケージフリー卵のみを調達する目標を設定している。この目標を達成するために、企業はケージフリーなサプライチェーンの実現に目を向けると同時に、各地域の大小様々な生産者は、拡大するケージフリー卵の需要に応えるためにケージフリー飼育を導入し始めている。
参加お申込みQRコード
ウェビナーでは、日本におけるケージフリー卵の市場機会と、中国やタイなどアジアの卵生産者がどのように消費者の需要に応えマーケットシェアを獲得するためにケージフリー飼育を導入しているかを紹介。また、食品会社などのバイヤーが、自社のサステナビリティ目標を達成するための第一歩として、どのように証書トレーディングを活用できるかを説明する。さらに、インパクト・インセンティブが、どのように日本のケージフリー卵の生産と調達目標の達成をサポート出来るかや、RSPOクレジットがパーム油の生産者の持続可能な取り組みを利益に変えるために用いられた事例のケーススタディと、同様の取り組みがインパクト・インセンティブで実現できる方法を伝える。
◎グローバルフードパートナーズ(GFP)
アジアで経済的にサステナブルなケージフリー卵(平飼い、放牧など非ケージ飼育で生産された卵)の生産へ移行するため、生産者や業界のステークホルダーに対しノウハウやサポートを提供するべく設立。GFPは食品会社とケージフリー飼育方針の計画や実行に取り組むとともに、卵の生産者と雌鶏の家畜福祉を高めるためのケージフリー飼育マネジメントの指導や技術的サポートを提供している。
重要な記事
最新の記事
-
渡邊次官は留任 林野庁長官に小坂氏、水産庁長官に藤田氏 農水省2025年6月24日
-
随意契約米 販売店 3万6737店 農水省2025年6月24日
-
日本農業再生機構設置を提言した涌井徹氏【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月24日
-
【Jミルク新執行部発足】需給対応に手腕注目、需要拡大目標設定と全国参加基金2025年6月24日
-
自律飛行型ドローンを活用した事業検討で基本合意 運航に必要なサービスを一体的に提供へ JA全農とKDDI2025年6月24日
-
夏の贅沢「丹波篠山デカンショ豆」JAタウンで予約販売開始 JA全農兵庫2025年6月24日
-
茨城県庁で子ども食堂への食品寄贈式 6月25日に開催 JA全農いばらき2025年6月24日
-
「とうもろこし収穫体験」開催 直売所「たべるJA(じゃ)んやまなし」が募集した315人参加 JA全農やまなし2025年6月24日
-
【JA人事】JA津安芸(三重県)新組合長に前川温仁氏(6月21日)2025年6月24日
-
【JA人事】JAおいしいもがみ(山形県)押切安雄組合長を再任(6月20日)2025年6月24日
-
サーキュラーエコノミーを加速 リーテムと業務提携契約を締結 JA三井リースグループ2025年6月24日
-
JAタウン「酪農家応援キャンペーン」対象商品は送料負担なしで販売2025年6月24日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」採択者が決定2025年6月24日
-
第8回「懸賞論文」入選作品が決定 家の光協会2025年6月24日
-
「上を向いて、笑おう。御堂筋天国 旬のたよりマルシェ」6月27日に開催 農林中金2025年6月24日
-
小泉農相と意見交換 政府備蓄米の安定供給と市場流通促進へ アイリスオーヤマ2025年6月24日
-
国際シンポ「地球沸騰化時代のアフリカ農業と日本の最新技術」開催 アクプランタ2025年6月24日
-
弘前大学と共同研究講座「岩木健康増進プロジェクト健診2025」に参加 雪印メグミルク2025年6月24日
-
夏休み 子どものいる困窮世帯に食料支援プロジェクト実施 全国フードバンク推進協議会2025年6月24日
-
パルシステム連合会 第43回通常総会 新理事長に渋澤温之氏2025年6月24日