新潟県独自の乳酸菌による「お米ののむヨーグルト」料理王国100選で優秀賞 古町糀製造所2022年1月25日
古町糀製造所(新潟県新潟市)が運営する糀甘酒専門ブランド・古町糀製造所がつくる「お米ののむヨーグルト」が、「料理王国100選」の優秀賞を受賞した。
お米ののむヨーグルト
「料理王国100選」は、料理雑誌『料理王国』の編集部が主催する品評会で、トップシェフと食品バイヤーの審美眼にかなった、美味な逸品を選定。今回で12周年を迎える同品評会には、国内外から1000件以上のエントリーが寄せられた。審査では、品質や味わいだけでなく、環境やSDGsへの配慮、技術力が活かされているかなど多岐に渡って検討される。「お米ののむヨーグルト」が受賞した「優秀賞」は、選定品の中でもトップ10品に相当。品評員からも高く評価され、「今後の乳の代替品として可能性の高い商品。米の需要が減る中、新しいお米の活用方法」「程よい酸味。魚のカルパッチョの酢がわりやポシエ(に使えそう)」「辛い料理に合わせたり、そのままでも。ノンアルコールペアリングの素材として魅力」などのコメントがあった。
「料理王国100選」で優秀賞を受賞
「お米ののむヨーグルト」(720ml、1000円・税別)は、新潟県の独自乳酸菌である「乳酸菌ヤマコシ株」(新潟県特許出願中)を活用して開発された乳酸菌飲料。新潟県農業総合研究所 食品研究センターが同定した乳酸菌で、長岡市山古志地域に伝わる無塩漬物「いぜこみ菜」から見つかった。同社が従来から作ってきた、コウジ発酵の作用によって作られる甘酒に乳酸菌ヤマコシ株の作用を加えて完成したのが「お米ののむヨーグルト」。ミルクフリーで原料は米だけだが、二種類の菌による発酵の力でヨーグルトや乳酸菌飲料を思わせる味わいに仕上がっている。2021年8月に発売され、ウェブ通販を中心に新しい発酵飲料として人気が高い。
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