Z世代「農業に関心ある」65% 短期ボランティアや短期就労の利用意向も トラストバンク2022年9月30日
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクは、全国の20歳~60歳以上を対象に「農業に関する意識調査」を実施。この中で、Z世代は「農業に関心ある」が65%と全世代平均より20ポイント多く、6割超が短期ボランティアや短期就労の意向があることがわかった。
今回の調査では、世界・社会情勢を念頭に、農業への関心があるかどうかや、物価高騰が農業への関心に与えた影響、日本の食料自給率に対する課題意識などを明らかにした。また、世代間によって農業への意識は大きく異なることも判明。特にZ世代では、農業への関心の有無を尋ねたところ、全世代の中で最も高い約65%が「そう思う」「ややそう思う」と回答。調査対象となった全ての年代の中で最も農業に関心があった。最近の物価高騰によって農業に対する関心が高まったかどうかを尋ねた問いでも、Z世代の「そう思う」「ややそう思う」の合計は全世代の中で最も高い約86%となり、物価高騰によって関心が高まっている実情が浮き彫りになった。
農業に関心がある理由では、Z世代の最多は「食や生き物に興味があるから」で35.3%。続いて「日本の課題があるから」が28.3%となった。一方、農業に「日本の課題がある」と最も感じている年齢層は20代後半であることも分かった。
また、農業で短期ボランティアや短期就労を体験してみたい(そう思う・ややそう思う)と答えた人は全世代平均の36.8%に対し、Z世代に限定すると64.1%。唯一過半数を超え、全世代の中で最も高い割合となった。短期ボランティアなど実際に農業に関わってみたいという意欲も全世代の中で最も高いことが分かった。
同調査は9月2日~9月7日、全国に住む20~60歳以上の男女1051人を対象にインターネットで行なわれた。
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