中国・湛江の新たな統合生産拠点に新工場開所 BASF2022年10月3日
ドイツのBASF本社は9月6日、中国の広東省湛江市のフェアブント(統合生産拠点)における、最初の工場を竣工。新工場では、中国の顧客向けに年間6万トンのエンジニアリングプラスチック コンパウンドを生産する。
中国・湛江に開所した新工場
新工場は、中国の顧客向けに年間6万トンのエンジニアリングプラスチックコンパウンドを追加供給し、2023年にはBASFのアジア太平洋地域におけるエンジニアリングプラスチックの総生産能力は42万トンとなる予定。BASFは 自動車やエレクトロニクス業界を中心とした顧客の需要増に対応する。
この工場には、100%再生可能なエネルギーの電力が供給される予定。BASFは、2025年までに湛江フェアブント全体の電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指している。
BASFは2020年、湛江のフェアブント予定地で最初の工場の建設を開始。2022年7月には中国市場における顧客の成長をサポートするため、スチームクラッカーと下流製品向け工場を含む湛江フェアブントの中心部の主要建設 フェーズへの最終投資を決め、2025年後半の稼働を目標としている。多様化のためのさらなる下流製品向け工場を含む拡大フェーズは、2028年までに稼働する予定。
BASF湛江フェアブントは、2030年までに最大100億ユーロを投じ、BASFの単独責任の下で運営され、同社にとって過去最大の投資となる。2023年には、熱可塑性ポリウレタン(TPU)の生産工場の稼働を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日