愛媛県今治市で"人と猪が共生するためのフィールドワーク"開催 DMMアグリ2022年10月3日
DMMアグリと今治.夢スポーツ(愛媛県今治市)は10月29日、猪対策のフィールドワークを共同で実施。今治.夢スポーツが推進する里山スタジアムプロジェクトの一環として行われ、主に今治市の地域住民を対象に10月20日まで参加者を募集している。
愛媛県今治市にある里山スタジアムでは、スタンド裏の土手の畑で野菜などを作る計画を進めている一方で、同市内ではほぼ全域に猪が生息し、農業被害をもたらしている。
かつて、猪は山に住み、人間は里に住み、山と里の間に存在する里山が緩衝地帯として機能していた。また里山では、火入れや樹木の伐採、農耕など、自然に対して人が働きかけ、適切に管理することで安定した生態系が維持されてきたが、特に中山間地域における人口減少・高齢化に伴って緩衝地帯としての里山が衰退。山と里が隣り合わせになったことや気候変動もあり、動物が山から里に下りてくるようになった。
今治.夢スポーツは今後、里山スタジアム周辺で活動を行っていくにあたり、猪との活動エリアの住み分けを行うため、猪の活動状況の把握や、電気柵、忌避剤等を用いて侵入を防止。その取り組み過程を、里山スタジアムプロジェクトに関心を持つ地域住民と分かち合うため、人と猪が共生するためのフィールドワークを開催する。フィールドワークでは、猪の活動状況把握のための調査の中で見えてくる動物の活動の痕跡などを現場で見学する。
◎フィールドワーク開催概要
日時:10月29日14:00~17:00
場所:ありがとうサービス.夢スタジアムメディアルーム、里山スタジアム周辺
<内容>
第1部:メディアルームでのオリエンテーション(約1時間)
・目的、調査内容の説明
・侵入防止資材をさわってみる
・フィールド散策に当たっての諸注意
第2部:里山スタジアム周辺の山を散策(1〜2時間)
・対策活動を行っているフィールドを散策
・実際の罠の設置状況を見学
定員:20人
<要件>
・小学生以上の健康な方
※小学生は保護者の同伴が必要。
締切:10月20日17:00
重要な記事
最新の記事
-
【肉とビールと箸休め ドイツ食農紀行】食文化の変化じわり2025年9月4日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ騒動と米国との関係~根底にある「胃袋からの属国化」2025年9月4日
-
プロ職員育成へ「専門業務従事者」設置 JA北つくば【JA営農・経済フォーラム】(1)2025年9月4日
-
【統計】原料用ばれいしょ生産費 10a当たり0.9%増 100kg当たり1.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】原料用かんしょ生産費 10a当たり1.1%増 100kg当たり3.5%増 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】てんさい生産費 10a当たり1.9%減、1t当たり6.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】そば生産費 10a当たり0.6%増 45kg当たり13.6%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】さとうきび生産費 10a当たり4.4%減 1t当たり16.4%減 農水省調査2025年9月4日
-
この夏の私的なできごと -東京の夏・「涼しい夏」の初体験-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第354回2025年9月4日
-
野外スポーツイベント「岐阜ロゲin大垣」に協力 マルシェで県産農畜産物販売 JA全農岐阜2025年9月4日
-
盛岡つなぎ温泉で「いわての牛肉フェア」 伝統の「さんさ踊り」公演も特別協賛 JA全農いわて2025年9月4日
-
セブン-イレブンに「飛騨トマトと生ハムのバジルパスタサラダ」 夏にぴったりの爽やかメニュー JA全農岐阜2025年9月4日
-
【スマート農業の風】(18)農水省の進める農業DXとeMAFF農地ナビ2025年9月4日
-
「医食同源」について考えるイベント LINK-Jと共催イベント あぐラボ2025年9月4日
-
見て・食べて・楽しむ酪農イベント JR那須塩原駅前で9月6日に開催 那須塩原畜産振興会2025年9月4日
-
井関農機とNEWGREENの「アイガモロボ」 Xtrepreneur AWARD 2025でグランプリ受賞2025年9月4日
-
北海道と沖縄県の食の交流「どさんこしまんちゅフェア」開催 セブン‐イレブン2025年9月4日
-
兼松「農業・食品GX」強化へ インセッティングコンソーシアムに参画2025年9月4日
-
火山灰シラスから土壌改良資材「オリジンジオ」農業支援プロジェクト実施中2025年9月4日
-
オランダと考える未来の園芸技術「環境制御型農業特別シンポジウム」開催2025年9月4日