徳島県×セブン‐イレブン・ジャパン「食と運動」で健康づくり推進2022年11月15日
徳島県は、糖尿病など生活習慣病対策を推進するため、包括業務提携を締結しているセブンーイレブン・ジャパンと共同で、食と運動の両面から健康づくりに取り組んでいる。その一環で、11月14日の「世界糖尿病デー」に併せ、「毎日野菜を+1皿食べよう」をテーマにキャンペーンを実施している。
キャンペーンは、より多くの人が「糖尿病」について意識するきっかけとなるよう、「行政」と「コンビニエンスストア」という互いの強みを生かし、さまざまな仕掛けを取り入れながら「食と運動」の両面から健康づくりを推進する。
「食」からの取り組みでは、徳島県産野菜を使った商品として「徳島県産トマトのカプレーゼ仕立て」、「徳島県産ブロッコリーの胡麻マヨ和え」、「徳島県産トマト使用 生ハム&チーズサンド」を共同開発して11日から販売している。各商品に使われている野菜の量は、1皿分の目安である70グラムに設定。糖尿病対策は、息の長い取り組みが重要であることから、毎日コツコツ継続できる野菜摂取を啓発する。
運動の面からの取り組みとしては、とくしま健康ポイントアプリ「テクとく」と連携。「テクとく」は、個人の健康づくりに関する歩数、体重等の入力、健康イベントへの参加などへの取り組みに対し、「健康ポイント」を付与。貯まったポイントに応じて、「店舗で特典」を受けたり、「賞品への応募」ができるアプリで、楽しく、お得に健康づくりに役立つ。商品にアプリダウンロードにつながる「テクとく」シールを貼付している。
また、商品にはグローバルGAP認証野菜を使用。グローバルGAPは、食品安全に加え、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する生産者に対し与えられる認証で、「食の安全」「SDGs」「農業」など、「健康」にこだわらず幅広いジャンルに関心のある人が興味を持てるよう、食材にこだわった。
さらに、店舗で掲示するポスターに使うイラストは、徳島県立名西高等学校の高校生がデザイン。野菜不足は働き盛り世代で特に課題となっているが、子どもを通じて、働き盛り世代にもポスターを見てもらおうと、デザインを依頼した。
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