KSAS対応コンバインと田植機が「みどり投資促進税制」の対象機械に認定 クボタ2023年1月23日
株式会社クボタは、「KSAS対応食味・収量センサ付きコンバイン」と「KSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機」が、水田において適切な施肥を行うことによって環境負荷低減に貢献すると認められ、農林水産省の「みどり投資促進税制」の対象機械に認定されたと発表した。
KSAS対応食味・収量センサ付きコンバイン
「みどり投資促進税制」は、対象機械を導入する農業生産者に対し取得価額の32%について特別償却が適用され、税制優遇を受けることが可能。「KSAS対応食味・収量センサ付きコンバイン」は「ディオニス」など全186型式(含キット後付型式)が対象となった。収穫作業(稲の刈り取りと脱穀)をしながらコメの食味に関わるたんぱく含有率・水分率、および収量を計測することができる。「KSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機」は「ナビウェル」など全28型式が対象となった。田植えと同時作業で行う施肥の量を予め設定した通りに自動で制御することができる。
KSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機
KSAS(クボタスマートアグリシステム)は、ほ場情報や作業履歴、収穫実績、農機の稼働情報等をパソコンやスマートフォン等を使って管理・閲覧できるシステム。両製品は同社の営農支援システム「KSAS」上でデータの連携が可能なため、「KSAS対応食味・収量センサ付きコンバイン」で収集した収穫時のデータを用いて最適な食味・収量になるように翌年の施肥計画をほ場ごとに検討することが可能。その施肥計画に基づいて「KSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機」で施肥設定することで、ムダを抑えた効果的な施肥が可能となり、肥料による環境負荷の低減が期待できる。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日