家庭用商品に続き、業務用商品の価格を改定へ 雪印メグミルク2023年2月20日
雪印メグミルク株式会社は、業務用商品の一部について4月1日より、価格改定を実施すると発表した。
国内の酪農経営を取り巻く環境は、国際的な穀物・エネルギー等の価格高騰や円安の進行により、生乳生産コストが急激に上昇し、厳しい状況が続く。このような状況の中、酪農生産基盤を守り国産牛乳・乳製品の安定的供給を図るため、 同社は4月より乳価を引き上げることで生産者団体と合意。
さらに、原油価格の上昇や為替相場の影響を受け、原材料や包装資材、エネルギー、物流費等のコストも高騰。同社は様々なコスト削減策を進めているが、自助努力のみではコストアップ分を吸収することは困難とし業務用商品の一部について4月1日より下記の通り価格改定を行うとした。なお、同社は2月10日にも家庭用乳食品・市乳商品の一部についても値上げを発表している。
1.対象商品
乳食品類(チーズ等)、原料乳製品類(バター、粉乳等)、飲料類(ホイップクリーム等)合計225品
2.改定内容
(1)乳食品類 メーカー出荷価格 改定率 1.0%~10.4%
(2)原料乳製品類 メーカー出荷価格 改定率 4.0%~13.6%
(3)飲料類 メーカー出荷価格 改定率 1.7%~11.3%
3.改定日
2023年4月1日より
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