玉ねぎの皮を有効利用 伊勢崎市の中学校で「のこり染め」実習 パルシステム群馬2023年3月2日
生活協同組合パルシステム群馬は3月10日と15日、伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校でねぎの皮を活用してハンカチを染める「のこり染め」の実習を行う。群馬県内で廃棄される減農薬栽培の玉ねぎの皮を譲り受け、生徒それぞれが個性的な色合いで染め上げる。
生徒それぞれの個性を生かした「のこり染め」
実習ではパルシステム群馬の職員が講師を務め、1年生と廃棄される玉ねぎの皮を活用してハンカチを染める。玉ねぎ皮の染料は、煮だす時間や温度で染まり上がりの色が様々。
生徒はそれぞれ個性を生かしたデザインと色合いで、オリジナルのハンカチを手染めに挑戦。環境配慮型農業に取り組む産地で減農薬栽培された玉ねぎが食材としてだけでなく、廃棄される部分にも価値があることを体験する。
昨年度の「のこり染め」実習
ハンカチを浸け置く間は、パルシステム群馬が秋に同校で実施したSDGs学習会を振り返り、責任ある持続可能な生産と消費などをあらためて考える。
パルシステム群馬は2019年から県内の教育機関と連携し、生徒たちとSDGsの学びを通じた交流してきた。「のこり染め」実習はこの一環で、生徒とともに未来に目を向けた行動や選択の大切さを一緒に考える。
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