JA菊池の「カスミソウ」花酵母で醸した「日本酒ICHI-GO-CAN」発売 Agnavi2023年4月17日
日本酒ブランド「ICHI-GO-CAN」を展開するAgnaviは、熊本県菊池市のJA菊池と日本最南端の天然醸造場を有する亀萬酒造と、JA菊池のカスミソウを使った日本酒一合缶「花純(カスミ)純米吟醸 一合缶」を商品化。4月15日から限定4000本で販売する。同プロジェクトは、Agnaviが採択されたAgventure Lab運営のJAアクセラレーターを通じた取り組みとして企画された。
JA菊池特産のカスミソウ
同プロジェクトに関わる「酵母の分離」は東京農業大学が手がけた。また、「日本酒生産」は亀萬酒造、「商品化」はJA菊池、「ブランディング・加工」はAgnaviと東京農業大学と所縁のある関係者が協力して生産した。
「花純(カスミ)純米吟醸 一合缶」
「花純(カスミ)純米吟醸 一合缶」は、熊本県阿蘇山の伏流水である名水と、菊池市の特A獲得の米「ヒノヒカリ100%」を使用。酵母には菊池オリジナルの「カスミソウ酵母」を使い、香り高く、フルーティーな味わいに仕上がった。カスミソウの花言葉は「感謝」であることから、「花純(カスミ)純米吟醸 一合缶」を母の日に向けて発売する。
菊池地域はカスミソウ栽培で50年を誇る有数の産地。1972(昭和47)年に、日本で初めてのカスミソウの栽培が手探り状態で始まり、昭和50年代後半には「カスミソウなら菊池」と言われるまでになり、全国初のカスミソウサミットも菊池市で開催された。
JA菊池は農畜産物での地域の活性化をテーマに、2018年に東京農大との包括連携協定を締結。歴史あるカスミソウによる商品化を進めた結果、2年半をかけて「カスミソウ酵母」の採取に成功した。
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