令和4年冷凍食品 家庭用は数量・出荷額でいずれも過去最高 日本冷凍食品協会2023年4月24日
日本冷凍食品協会は4月21日、令和4年(1~12月)の冷凍食品の生産・消費調査結果を公表した。国内生産量は、前年比0.7%増。出荷額は4.0%増の7639億円と過去最高となった。このうち家庭用、業務用ともに数量・出荷額は増え、家庭用はいずれも過去最高。前年に続き、数量・金額ともに家庭用が業務用を上回った。
国内生産は、数量が159万9000トンで前年比100.7%と前年を上回り、過去最高だった2017年の160万トンとほぼ同水準。金額(工場出荷額)は7369億円(104.0%)と前年を上回り、過去最高となった。
家庭用は数量が8年連続で増加し80万5000トン(100.8%)、金額は4061億円(103.7%)となり、数量・金額ともに過去最高。業務用は数量が79万4000トン(100.6%)、金額は3578億円(104.4%)で前年を上回った。数量では、前年に初めてわずかに家庭用が業務用を上回ったが、4年も同様。金額では3年連続で家庭用が業務用を上回った。
大分類の品目別生産量では、水産物(94.5%)が減少したほか、2年連続減少していた農産物(99.8%)がほぼ前年並み、国内生産の大半を占める調理食品(100.9%)はやや増加した。小分類の品目別生産量では、1位うどん、2位コロッケは変わらなかったが、前年4位のギョウザが大幅に増加し3位となり、やや減少した炒飯が4位となった。小分類の品目で前年に対して量的に大きく増加したのは、春巻(122.9%)、ギョウザ(103.9%)、パスタ(105.7%)など。
財務省貿易統計による冷凍野菜の輸入量は、114万9000トン(107.2%)、輸入額は2822億円(138.7%)といずれも大幅に増加。国内消費量(「冷凍食品国内生産量」「冷凍野菜輸入量」「調理冷凍食品輸入量」)の合計は、298万1000トン(103.0%)。1人当たりの年間消費量は0.8kg増加し23.9kgとなり、いずれも過去最高となった。
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