オイシックス・ラ・大地「旬八青果店」運営のアグリゲート社と投資及び業務提携契約を締結2023年5月12日
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地は、「旬八青果店」を運営しているアグリゲートの第三者割当増資の引き受けにより持分法適用会社化し、5月10日付で、アグリゲート社と業務提携契約を締結した。オイシックス・ラ・大地のアグリゲート社の所有株式割合は20%となり、秋頃の子会社化も見据え、業務提携を推進する。
オイシックス・ラ・大地社とアグリゲート社の協業イメージ
アグリゲート社は、「地方経済の衰退」「都市部での不本意な食生活」「食農業界の持続不可能な労働」という食農業界が抱える社会課題を解決することを目標に掲げ、産地や市場とのリレーションを持ち、ストーリーのある商品を自社店舗で販売することを事業としている。
食の課題をビジネスの手法で解決することを企業理念とするオイシックス・ラ・大地との親和性も高く、両社にとって大きなシナジーを生むことを目的に、業務提携契約を締結した。
今回の業務提携契約に先立ち、水産品を飲食店などに卸販売するオイシックス・ラ・大地グループの株式会社豊洲漁商産直市場がアグリゲート社に水産品を卸し、旬八青果店がお弁当にして販売する取り組みが好評で、グループ全体でのシナジー創出を目指す。
アグリゲート社が運営する「旬八青果店」は、契約生産者や全国の市場とのリレーションを持ち、ストーリーのある農産品を数多く販売。一方、オイシックス・ラ・大地は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」など、農産品や加工食品など、安心安全にこだわった食材を取り扱う食品宅配サービスを展開しており、今回の提携により両社にとって取引先の拡大などの相乗効果が期待できる。
都内を中心に展開する「旬八青果店」
旬八青果店は、東京都内に地域密着型の店舗展開があり、当社はインターネットやカタログによる宅配での展開を強みとしているため、相互のチャネルでの販売や、両社の強みを生かした商品開発などのシナジー創出が期待できる。
また、すぐに食べたほうが良い熟度の進んだ"もったいない食材"などを旬八青果店の店舗で販売したり、旬八青果店と当社グループである豊洲産直市場との取引により水産品の取り扱いを拡大するなど、生鮮品を通じた様々なシナジー効果を生み出すことが可能となる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日
-
農福連携の現場に密着 YouTube番組「根本凪ノウフク連携中」配信 JAタウン2025年6月30日
-
【役員人事】農林中金総合研究所(6月27日付)2025年6月30日
-
クボタと酪農学園大学が包括連携協定 学術振興と地域活性化へ共創加速2025年6月30日
-
滋賀県守山市と「地域の人材不足解消に関する連携協定」締結 タイミー2025年6月30日
-
刺激的でフルーティー スパイスドリンク「スパイスチャージ」新発売 エスビー食品2025年6月30日
-
企業の農業参入 相談受付開始 耕作放棄地問題解決と生産基盤強化へ AGRIST2025年6月30日
-
オーガニックビレッジ宣言をカタチに「相模原の野菜マルシェ」初開催 神奈川県相模原市2025年6月30日