山梨県北杜市に日本最大級のぶどう圃場 官民一体で造成 フジクレールワイナリー2023年5月23日
山梨県北杜市とワインを製造・販売するフジクレールワイナリー(山梨県甲州市)は、山梨県北杜市武川町に、単一ほ場規模としては日本最大級となる醸造用ぶどう圃場の造成を開始。造成工事の皮切りとして整備が完了した試験圃場で5月21日、ぶどうの苗木を植える地鎮祭を関係者約60人が出席して行われた。新圃場から日本を代表する100年続くワイナリーを目指し、官民一体となって取り組む。
フジクレールワイナリー新圃場航空写真(山梨県北杜市武川町中山地区)
フジクレールワイナリーは、同市内の明野町でも醸造用ぶどうを栽培しており、高品質な醸造用ぶどうによるワインは、国際ワインコンクールなどで数多くの賞を受賞している。社名のフジクレールは、日本を代表する「富士山」とフランス語の「澄んだ」「明るい」を意味する「Clair」に由来。同社は、富士山のように日本を代表できるワイン造りを目指し、上品な清らかで澄み切ったワインをめざしている。
一方、北杜市では、世界に誇る品質の高いワインを生産する産地を目指し、循環型農業や有機農業を推進。安心安全で北杜らしい個性を持ったワインを生産する取り組みを進める。地鎮祭に参加した北杜市の上村英司市長は「北杜市には数多くの芸術や伝統、文化財などの宝があり、そのような作品や歴史的な背景を重んじながらワインを楽しめる環境があるのは北杜の個性。フジクレールワイナリーと協力し、"訪れてよし、味わってよし。"と評価されるようなワイン産地を目指していきたい」と話した。
5月21日に行なわれた地鎮祭(山梨県北杜市)
北杜市武川町中山地区は縄文、弥生、平安時代~近世の住居、炭窯などの遺跡群、また戦国時代には、武田武川衆が存在した文化的、歴史的にも価値があり、人と人が密接に繋がった土地柄。フジクレールワイナリー代表取締役の澤村貫太氏は「この地にご縁を頂戴することができ、私たちは、この圃場を完成させ次世代の人々にバトンを渡す(人と人を繋ぐ)重要な責務を痛感している」とコメント。また、「気候変動による、ぶどうの生育環境の変化に対応するため、この武川町中山地区は、(温度の寒暖差、土壌、日照時間、日照量など)適地であると確信している。今後は、本圃場開場に向けてこの試験圃場で適材や4パーミル・イニシアチブ、ウイルスフリーの苗木、減農薬、Iotの技術の修練、人財育成に取り組み、地球に優しく持続可能な産業と生活を山梨県北杜市から発信し、そして100年続く事業として完遂させる覚悟で挑みます」と決意を語った。
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