台風発生数は29個前後の予想 強い台風の接近・上陸に警戒 ウェザーニューズ2023年6月7日
ウェザーニューズは、2023年の「台風傾向」を発表。今シーズンは過去に数回しか例がない強度の「正のインド洋ダイポールモード現象」が発生し、台風発生域の対流活動が平年より活発になることで、台風の発生数は平年よりやや多い29個前後と予想している。
日本周辺の海面水温と高気圧の位置関係
今シーズンは過去に数回しか例がない強度の「正のインド洋ダイポールモード現象」が発生し、台風発生域の対流活動が平年より活発になることで、台風の発生数は平年よりやや多い29個前後となる予想。
同時に顕著な「エルニーニョ現象」も発生し、過去に数回しか例がない強度になる見込み。この影響で、台風の発生域は平年よりも東または南東にシフトし、日本の南から東日本太平洋側を中心に台風の接近・上陸のリスクが高まると予想される。
台風の発生位置の傾向
海面水温の高い海域を通る時間が長くなるため、勢力の強い台風が多くなる傾向があり警戒が必要だ。
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