家の中で農業を「都市型農園の家」池袋展示場がオープン 木下工務店2023年6月9日
木下工務店は6月3日、"都市型農園の家"を提案する2×4工法3階建ての新モデルハウス「池袋展示場」を池袋・千川ハウジングギャラリー内にオープン。食料需要ひっ迫のリスクが高まる中、自分が必要とし消費する食料はできるだけ自分の家で生産する"家産家消"をテーマに、家の中で農業ができる仕組みを提案する。

コロナ禍や戦争など不安定な世界情勢の中、エネルギーだけでなく食料価格も高騰。世界的な自然災害の発生や天候不順、世界人口の増加による食料需給ひっ迫のリスクは年々高まっている。こうした状況を受け、同社は家の中で栽培出来る仕組みを開発し、自分が必要とし消費する食料を出来るだけ生産する"家産家消"をテーマにした家づくりを提案する。
野菜の育成室を備えたDK
あくまでも住宅であり植物工場ではないことから、住空間としての質の高さと栽培機能との両立を図り、1階は道路からも室内栽培している様子が見えるように計画。軒先を地域とのコミュニケションスペースとし、2階DKではピクチャーウィンドウ越しに見える育成室をインテリアに取り込んだ。2階バルコニーからは外部階段で3階バルコニーに直接アクセス出来るようになっており、回遊性のあるプランとなっている。また、各育成室には自動追肥装置を備えた本格的な栽培装置を備え、室内で作物が育っていく様子を楽しめる。実益とともに、野菜を介して近隣との新しいコミュニケーションが生まれることも期待できる。
住宅内には水耕栽培の「ハイポニカ」(協和株式会社製)を設置。従来の農業技術では人間が植物をコントロールして栽培するが、ハイポニカは植物が持つ潜在能力を最大限に発揮できる環境を整えることで、飛躍的に生産性が上がる。養液や温度・湿度など安定した環境で世話ができるため、農業経験を問わずに栽培管理が可能。一般的な温室よりも高気密高断熱の住宅は、温度・湿度などの安定環境を目指した水耕栽培に有利で、太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用した栽培システムにより、環境負荷の少ない持続可能な農業の実現を目指せる。

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