食の体験型教室「食育教室2023」全国の調理師学校で開催 参加者募集中2023年6月14日
全国調理師養成施設協会は4月から2024年3月まで全国の調理師学校で開催している、食育普及のための参加型授業「食育教室2023」の参加者を募集している。
今年で20年目を迎えるこの教室は、食のプロを養成する調理師学校が、主に一般に向けて、食との向き合い方を考えてもらい、食習慣をよりよいものとすることを目指す食の体験型教室。今年度は、「何を食べる?誰と食べる?どう食べる?」をテーマに、全国から22校(6月14日現在)が参加を表明している。
食育教室は、子ども向けから大人向けまで、地域に根差したバラエティ豊かな内容で展開。食品ロス対策や省エネルギーを意識したものなど、食の課題を踏まえ、各校がテーマを設定している。ほとんどが、講習会と調理実習の2部構成で、講習会では食材の旬や食事のマナー、地産地消などについて学ぶ。調理実習では、地域の特産物を食材として利用する場合もある。また、一般を対象としたプログラムでは、初心者でも取り組める内容で、親子向けの教室では、調理経験が豊富ではない子どもでも挑戦できる内容。教員だけでなく学生・生徒も、参加者をサポートする。
2022年開催の食育教室
◎「食育教室2023」概要
テーマ:「何を食べる?誰と食べる?どう食べる?」
【協会が提唱する以下の食育の3指針を盛り込んだ内容】
①どんなものを食べたら安全か、危険かという「選食」の力や知識を身につける
②食事についてのしつけをしっかりと行うとともに、バランスのよい食事を心がける
③食料や農業に関する問題や、環境問題を意識する
日程:2023年4月~2024年3月
場所:全国各地の調理師学校
開催校:15都道県22校(6月14日現在)
内容:「1テーマ」を踏まえた、地域性を生かした開催校独自の内容での講習や実習
受講者:小学生以上(小学生未満は保護者同伴)~大人※学校によって異なる
講師:各調理師学校教職員(調理師、栄養士他)、学生・生徒
参加費:無料~※学校によって異なる
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