100%再生PET樹脂ボトル「テイスティドレッシング」など全12品に採用 キユーピー2023年7月13日
キユーピーは、キユーピー「テイスティドレッシング」シリーズ全7品と、機能性表示食品のドレッシング全5品に、国内調味料として初めて、100%再生プラスチック(PET樹脂)を使ったリサイクルボトルを採用。8月上旬から順次出荷を開始する。
リサイクルボトルを採用し、8月上旬から順次出荷
近年は飲料で再生PET樹脂を使ったボトルの利用が広がる一方、調味料は飲料と比べて食油や食酢(酸性食品)など原材料の種類が幅広く、製造工程や賞味期間も異なることから、再生PETボトルを使うには、調味料を前提にした安全性の評価が必要だった。
これまで、食品4社で安全性評価に関する共同研究や論文発表を行い、さらに実用化に向けてキユーピー独自の検証を重ねてきた。ドレッシングでの使用について安全性を確認し、2021年6月にキユーピー「テイスティドレッシング」シリーズで、再生PET樹脂を約30%含むボトルの採用を実現。さらに検証を進め、キユーピー「テイスティドレッシング」シリーズと機能性表示食品ドレッシング(アマニ油ドレッシング、フィッテドレッシング)の全品に、国内調味料として初めて、再生PET樹脂を100%使用したボトルを採用した。これにより、新たなプラスチック使用量を年間で約460トン削減できる見込み(前年出荷実績に基づく当社試算)。
同社は、サステナビリティ目標に「2030年度にプラスチック排出量削減率30%以上(2018年度比)」を掲げており、今回のドレッシングボトルの「再生PET樹脂100%化」はその達成に向けた大きな一歩。今後、他の商品への展開も進め、将来的には、調味料のPETボトルも飲料のように回収から再生まで循環させる仕組み作りを目指す。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】あぶらな科野菜にコナガが多飛来 防除開始時期に注意 北海道2025年5月14日
-
新会長に日本農薬の岩田浩幸社長 クロップライフジャパン2025年5月14日
-
2025年度通常総会で役員体制を決定 クロップライフジャパン2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から① 生産現場の期待は大きい JA全中・藤間常務2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から② 不公正な商慣習、見直す時 フード連合・伊藤会長2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から③ 農林水産業と食品産業が協力して 明治ホールディングス・川村社長2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から④ 豊作貧乏なくす流通の仕組みは 農業総合研究所・及川会長2025年5月14日
-
【JA人事】JAなめがたしおさい(茨城)新組合長に金田富夫氏(4月26日)2025年5月14日
-
共済・保険契約の安心感は高く、契約は担当者の訪問で 2024年度共済事業にかかる認知度等調査 日本共済協会2025年5月14日
-
歴史の改ざんを許さない【小松泰信・地方の眼力】2025年5月14日
-
【JA人事】JAさがえ西村山(山形県)安孫子常哉組合長を再任(5月9日)2025年5月14日
-
「GREEN×EXPO 2027」にカタール国が初の公式参加契約 2027年国際園芸博覧会協会と調印式2025年5月14日
-
食品関連企業の海外展開セミナー開催 現地のビジネス投資環境を紹介 農水省2025年5月14日
-
父の日に届ける「比内地鶏焼鳥串詰合せ」「きりたんぽ鍋セット」予約受付 JAタウン「おらほの逸品館」 JA全農あきた2025年5月14日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岡山県予選会に賞品 JA全農おかやま2025年5月14日
-
令和7年度「ミスあきたこまち」募集開始、応募は6月30日まで JA全農あきた2025年5月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」駿府楽市でお買い物&静岡そだちで焼肉を堪能 JAタウン2025年5月14日
-
日本茶海外輸出に資する緑茶用新品種「せいめい」SOP公開 農研機構2025年5月14日
-
小田原市、山崎製パン、JAかながわ西湘が連携「梅ジャム&ミルクホイップツイストドーナツ」新発売2025年5月14日
-
さいたま市「東日本まるまるマルシェVol.2」青森・福島・会津若松・小山・新潟の自慢の逸品フェア開催2025年5月14日