ケニアへ食糧支援 約1200人の子どもにお米を寄付 唐沢農機サービス2023年9月21日
唐沢農機サービスは、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」に貢献するため、売上の一部を用いて、アフリカのケニア共和国の子どもたちにケニア産のお米を寄付する。寄付されたお米は、(一社)A-GOALがケニアの首都ナイロビにあるキベラスラムで開催する「キベラA-GOALリーグ」に出場する子どもたち約1200人に配布される。
「キベラA-GOALリーグ」に出場する子どもたち
キベラスラムは、アフリカ最大級の低所得者地域(スラム)で、広さ約2.4㎢に100万人以上が住んでいるといわれる。もともと経済的に貧しい家庭が多い上、近年の物価高騰で1日に1食を食べることさえ困難な家庭が増加。空腹を紛らわすためにドラッグに手を染める子どもも増えている。
唐沢農機サービスは、子どもたちの健全な育成と地域の治安向上を目的にキベラスラムでユースサッカーリーグの運営と食糧支援を行うA-GOALの活動に賛同し、お米の寄付を決定。寄付したお米は、キベラスラムの住民たちが調理し、現地で取れる野菜とともにリーグ戦開催日に子どもたちに提供される。
同社はアフリカケニアで、「日本の農業」輸出プロジェクトを行っている。同プロジェクトは、アフリカケニアへの日本の農業機械や農業技術の輸出を通じて、現地の農業を支援し、食品の生産性を向上させる取り組み。今回、寄付されるお米の中には、「日本の農業」輸出プロジェクトで実際に輸出した日本の農業機械を使用して育てられたお米も含まれる。
重要な記事
最新の記事
-
農畜産物を「交渉カード」にするな トランプ関税でJA茨城県中央会 森山自民幹事長に緊急要望2025年5月10日
-
米など「重要5品目」守り抜く トランプ関税交渉で森山自民幹事長 茨城で表明2025年5月10日
-
シンとんぼ(141)-改正食料・農業・農村基本法(27)-2025年5月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(58)【防除学習帖】第297回2025年5月10日
-
農薬の正しい使い方(31)【今さら聞けない営農情報】第297回2025年5月10日
-
JA貯金残高 107兆2744億円 3月末 農林中金2025年5月9日
-
米、再生産可能な施策で後押し 石破茂総理2025年5月9日
-
【JA人事】JAぴっぷ町(北海道)大西組合長を再任(3月28日)2025年5月9日
-
備蓄米 全農出荷済み6万3266t 落札量の3割 出荷依頼には100%対応2025年5月9日
-
イネカメムシ被害を防げ 埼玉県と加須市、「防除」を支援 JAの要請実る2025年5月9日
-
備蓄米の円滑な流通 さらなる方策検討 買戻し条件見直しも 江藤農相2025年5月9日
-
米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
-
(434)世界の配合飼料業界のダイナミズム【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月9日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岐阜県予選会を県産品で応援 JA全農岐阜2025年5月9日
-
職員対象に「農業体験研修」を実施 JA全農あきた2025年5月9日
-
米を買うときに重視「国産米」77.8% お米についての緊急アンケート 日本生協連2025年5月9日
-
外食市場調査3月度 市場規模は3162億円 3か月ぶりに前年比でもマイナス2025年5月9日
-
BASFグループの第1四半期業績 特別項目控除前EBITDAはほぼ前年同期水準を確保2025年5月9日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年5月9日
-
生活協同組合ひろしまと連携協定「無印良品」商品を供給開始 良品計画2025年5月9日