プラ使用削減 リサイクル原料の折りたたみコンテナ導入 コープデリ2023年11月20日
コープデリ生活協同組合連合会は、プラスチック使用量削減のため、コープデリ宅配で使用する折りたたみコンテナのリサイクル原料の活用に新たに取り組む。また、店舗向けに出荷している一部の鶏卵パックを11月から順次薄肉化し、プラスチック使用量を削減する。
リサイクル原料の使用率57%の折りたたみコンテナ「16Bタイプ(約14L)」、
リサイクル原料の使用率41%の折りたたみコンテナ「32Bタイプ(約30L)」
コープデリ宅配では、リサイクル原料を使用した折りたたみコンテナ(常温用配達器材)の使用を11月20日から始め、2023年度末(2024年3月)までに2万個導入する。コンテナのリサイクル原料の使用率は57~41%で、汚れや破損の大きいコンテナも再生原料として使用。これにより、2023年度中に約11トンのプラスチック使用量を削減し、約12トンのCO2削減を図る。2024年度以降も、リサイクル原料を使用した折りたたみコンテナを順次導入する。
コープデリ宅配では週に1回の定期的な配達となるため、物流資材を廃棄せず、回収・洗浄して繰り返し使用。この折りたたみコンテナに再生原料を使用することで、さらなる資源の有効活用を目指す。
また、店舗で販売している「CO・OP産直のはぐくむたまご」(赤玉・白玉)10個と、「CO・OP産直稲穂のみのりたまご」10個(一部のパック工場のみ)のパックの凹凸部分やシール面両側を短くするなど形状を見直し、シート厚を0.01ミリ薄くすることで、年間で約378キロのプラスチックを削減。11月から順次、新しいパックに切り替えている。
コープデリグループはSDGsの達成に向けた5つの重点課題を掲げ、「未来へつなごう」をスローガンに、グループ全体で課題達成に向けた取り組みを推進。重点課題のうち「持続可能な生産と消費」では、事業における容器包装と資材の使用量を削減目標として、プラスチックの使用量を2030年までに2018年度比25%削減することを掲げている。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日