福岡西支部の全車両を電気自動車化「完全なカーボンニュートラル化」達成 グリーンコープふくおか2023年12月8日
西日本を中心に16の生協で構成されるグリーンコープ共同体に所属するグリーンコープ生活協同組合ふくおかは、福岡西支部で利用している全車両48台の電気自動車(EV)への移行を完了。動力源の電気を含め、完全なカーボンニュートラル化を達成した。
福岡西支部では、これまで配送用トラック36台のすべてと、移動販売用トラック1台をEVとしていたが、11月末に営業や小規模配達に使用している車両11台もすべてEVに転換したことで、全車両のEV化が完了した。
今年度はグリーンコープ共同体全体で、トラック75台、商用バン・軽乗用車19台、合計94台のEVの導入を予定。前年度にトラック・商用バンのEVを50台導入していることから、今年度末時点で、144台の車両がEV化されることになる。
グリーンコープは、積極的なEV導入のほか、脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進している。各事業所では最大限、グリーンコープでんきが供給する電力を利用。グリーンコープでんきが提供する電気は、バイオマス・太陽光・小水力・地熱などの自然エネルギーを利用した化石燃料に頼らない発電方法で作られている。
福岡西支部の電気自動車で使われるのは、「グリーンコープでんき」の「ゼロエミッションプラン」の電気。発電時だけでなく「地球温暖化対策推進法」に基づく電気事業者別排出係数の観点からも、二酸化炭素排出ゼロを達成している。
◎グリーンコープ生活協同組合福岡西支部で導入したEVの内訳
・日野DUTRO ZEV 35台
・フォロフライ 2台
・日産サクラ 1台
・三菱MinicabMiEV 8台
・三菱eKクロスEV 2台
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