持続可能な社会づくりへ農林水産業など応援 34の地域団体へ2000万円を助成 パルシステム2024年1月29日
パルシステム共済連とパルシステム連合会は、それぞれ運営する「ささえあい基金」「地域づくり基金」の2023年度助成先を決定。両基金をあわせた助成額は、2000万円になる。
助成先の「農事組合法人御坂うまいもの会」の活動
生活困窮者や障がい者などを応援する「ささえあい基金」
「ささえあい基金」は、生活困窮者や障がい者、社会的孤立の防止などへの支援活動に取り組む市民団体やNPO団体への助成金制度。「互いに支え合える地域社会づくりに寄与すること」を目指し2021年度に創設された。助成金はCO・OP共済《たすけあい》の剰余金の一部が活用される。今年度は、20団体へ1000万円を助成する。
<助成先の活動例>
「特定非営利活動法人 Small Step」(神奈川県)
日常的に医療的ケアが必要な児童(医療的ケア児)と家族へのサポート活動などを行っている団体。「病気のある子どもも地域の中で自立できる仕組みを創る」ことを目指し、活動している。助成金は疾患や医療ケアを地域の方に知ってもらうイベントの開催に活用される。
持続可能な地域づくりと農林水産業の発展に貢献する「地域づくり基金」
「地域づくり基金」は、2000年度に「レインボー・パル基金」として創設。大規模災害被災地域の復興支援や食と農をつなぐ活動、地域の環境保全などを目的とした事業へ助成している。今年度は、14団体へ1000万円を助成する。
<助成先の活動例>
「農事組合法人御坂うまいもの会」(山梨県)
桃やぶどうなどを栽培する生産団体。山梨県で推奨している地球温暖化防止対策「4パーミルイニシアチブ」に取り組み、放出される二酸化炭素の排出量を減らすとともに、土壌の改良をめざしている。助成金は無煙炭化器の購入費用に充てられる。
「ささえあい基金」助成先団体の詳細
「地域づくり基金」助成先団体の詳細
重要な記事
最新の記事
-
【26年度畜酪決着の舞台裏】加工補給金上げ12円台 新酪肉近で全畜種配慮2025年12月22日 -
配合飼料供給価格 トン当たり約4200円値上げ 2026年1~3月期 JA全農2025年12月22日 -
鳥インフルエンザ 岡山県で国内8例目2025年12月22日 -
【今川直人・農協の核心】農協の農業経営をめぐる環境変化(3)2025年12月22日 -
日本産米・米加工品の輸出拡大へ 意見交換会「GOHANプロジェクト」設置 農水省2025年12月22日 -
令和7年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年12月22日 -
「JA全農チビリンピック2025」小学生カーリング日本一は「軽井沢ジュニア」2025年12月22日 -
農政無策【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月22日 -
【人事異動】ヤマタネ(2026年1月1日付)2025年12月22日 -
国産食肉シンポジウム「国産食肉が食卓に届くために」開催 日本食肉消費総合センター2025年12月22日 -
岡山県鏡野町と「災害時における無人航空機による活動支援に関する協定」締結 福田農機2025年12月22日 -
「英国The Leafies 2025」粉末緑茶「あらびき茶」が金賞受賞 鹿児島堀口製茶2025年12月22日 -
「かごしまスマートファーマー育成セミナー」令和7年度の受講生募集 鹿児島県2025年12月22日 -
日本トリム 農業用電解水素水整水器を活用 いちご「肥後こまち」販売開始2025年12月22日 -
宅配インフラ活用 地域を見守り子育て応援 九十九里町と連携協定 パルシステム千葉2025年12月22日 -
大分県大分市佐賀関大規模火災お見舞い金100万円を拠出 コープデリ2025年12月22日 -
新春は「いちごと洋梨のケーキ」丹頂鶴をフルーツで表現 カフェコムサ2025年12月22日 -
障害者雇用支援のエスプールと持続可能な農業モデル構築へ概念実証を開始 食べチョク2025年12月22日 -
滋賀県日野町と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月22日 -
ブラジルCOP30から世界の気候危機を知る 現地イベント報告 パルシステム連合会2025年12月22日


































