一次産業・食領域スタートアップを支援 スマート農業共同体と連携協定締結 STARTUP HOKKAIDO2024年1月30日
STARTUP HOKKAIDO実行委員会(北海道札幌市)は1月29日、スマート農業共同体(SAc)(北海道札幌市)と、一次産業・食領域のスタートアップエコシステムを形成することを目的とした連携協定を締結したことを発表した。
STARTUP HOKKAIDOは、北海道からグローバルを目指すスタートアップを生み育てるエコシステムの構築を目指し、2023年9月に発足したオール北海道体制の推進組織。北海道の地の利や産業の強みを活かしたスタートアップの創出、集積に注力し、「一次産業・食」、「宇宙」、「環境・エネルギー」の3つを重点領域として、多角的な支援メニューの提供を計画している。
一方、SAcはスマート農業をキーワードに、一次産業・食領域での先進的発想や技術、志を持った事業体・生産者のネットワークを構築し、農業のICT化・6次化の加速を支援する団体。2018年の設立され、農業の未来を創るメンバーと生産者、消費者が真剣に議論する「場」を構築し、スマート農業技術の現場への実装を目指し活動している。
両者はこのほど、北海道を起点とした一次産業・食領域でのイノベーション創出、課題の解決を目指すビジョンが一致したことから、互いの強みを掛け合わせた支援メニュー、プログラムの立案等を今後さらに推進するため連携協定を締結する。
具体的な取り組みとして、実証実験の展開や販路の獲得など、北海道での創業や事業成長を目指す国内外の一次産業・食領域スタートアップとSAcが保有する約1500人の農家、農業機械メーカーなど会員をつなぐサポートを提供。また、同領域での事業成長を目指すスタートアップを対象とした協働のアクセラレータープログラムの実施を予定している。
<連携協定の内容>
・北海道におけるスタートアップ拠点形成に向けた取り組み
・一次産業・食に関わるスタートアップの創出・集積促進に向けた取り組み
・一次産業・食に関するスタートアップの成長支援に関する取り組み
重要な記事
最新の記事
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日