NEWGREEN シリーズBラウンドで 4.5億円を調達2024年11月27日
NEWGREENは、急速な事業成長に伴う資金確保のため、PROSPER 日本企業成長支援ファンド第一号投資事業有限責任組合、JA三井リース、ヤマタネ、TUAT1号投資事業有限責任組合からのシリーズBラウンドにおける第三者割当増資により、4.5億円の資金調達を実施。今回の資金調達により、累計の資金調達額は25.7億円となった。
NEWGREENは、「高単価販売」と「低コスト栽培」を戦略の軸と位置づけ、水田の自動抑草を行う「アイガモロボ」の開発・製造、未利用資源を活用した農業用資材の開発・販売、有機米や環境負荷の低い農産物の生産・販売等を手がけている。同社は今回の資金調達により、さらなる事業成長を実現し、農業者の所得向上に貢献する。
「アイガモロボ」は、これまでの実績と今後の成長性が評価され、第11回ロボット大賞「農林水産大臣賞」を獲得した。価格を低減し機能を大幅に向上した「新型アイガモロボ」の2025年発売も決定。また、ベトナムなど海外での実証も本格化している。
また、同社が手がける有機米流通では、全国100以上の農業者と契約。集荷量が過去最高を更新し、有機米取り扱いシェアが国内最大級となった。5月に発売した有機米加工品「とろける白米・玄米」はコープさっぽろ、グリーンコープ、バースデー、自然食品F&F 等で販売されている。
このほか、農業用資材開発・販売においては、水稲の「節水型栽培」の技術確立にむけた実証を推進。2024年産米から栽培時の温室効果ガスを削減した米穀の流通が始まった。全国で開催した「節水型栽培」の説明会参加者は述べ1000人以上となり、今後のさらなる拡大が見込まれている。
NEWGREEN代表取締役COOの中條大希氏は、「人口減少を上回るスピードで農業経営体が減少している中で、私たちは、一人の農業者がより多くの命を支え、環境への負荷を減らすことができる農業の実現を目指し、事業を推進している。。このたび、当社へ出資いただいた同じ志を持つ皆さまとともに事業を加速できること、心より嬉しく思います。当社の顧客であり、大切な仲間である農業者の皆さまとともに、未来を生きる子どもたちのために、明るい日本の農業を実現してまいります」とコメントしている。
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